【ナンディ(フィジー)25日=出村謙知】ラグビー日本代表は27日、パシフィック・ネーションズ杯トンガ代表戦(ラウトカ)のメンバーを確定した。昨季早大の主将で大学日本一を果たしたFL豊田将万(23)=コカコーラW=が初先発する。
5月に追加招集された豊田だが、開幕2連敗を喫した23日のジュニア・オールブラックス戦で潜在能力の高さをみせつけた。後半から出場し、パスをインターセプトしてゴール前に攻め込むなど、世界最高峰のリーグ「スーパー14」のスター軍団に激しく抵抗。後半は21−12と優勝候補を上回る原動力になった。
ジョン・カーワン・ヘッドコーチも「ランプレーもラインアウトもオプションが増える。チームに勢いを与えてくれる」と先発を決断した。中3日の強行日程だが、豊田は「自分が何をすべきなのか少しずつ見えてきた」と自信をみせる。トンガには現在2連勝中だが、負ければ今大会を全敗で終える可能性もある大一番。一戦ごとに評価を上げる若武者が、流れを変える。