昨季、24年ぶりにラグビー大学選手権出場を逃した明大が20日、昨季対抗戦を初制覇した帝京大へスクラムの“出げいこ”を行うことが19日、わかった。
FW担当の西原在日ヘッドコーチは「立場が立場ですから。胸を借りに行きます。他チームと組んでわかることもある」と説明した。重戦車の異名をとる明大が、他校からスクラム練習を申し込まれることはあっても、自ら出向くのは極めて異例のこと。
90年度に重戦車FWのHOとして大学日本一に輝いた同コーチも「昔は(広い交流関係のあった)北島先生(監督)のおかげで、いろいろなチームに来てもらった」とし、出向いた記憶はないという。
伝統校のプライドにもこだわらず、出直しにかける気持ちの表れ。昨季対抗戦で、帝京大にはスクラムをコントロールされ、12−39で敗れた。FL西原忠佑副将(4年)も「とくにFW第1列が自分たちの持ち味を見つけてほしい」。今季もサイズ、パワーともに定評のある帝京大に頭を下げ、重戦車の看板を磨く。(林健太郎)