関東大学ラグビー主要選手の来季進路希望先が2日、明らかになった。大学選手権連覇を狙う早大のNO・8豊田将万主将(4年)はトップリーグ(TL)のコカコーラW入りが内定。この日、大阪府内で行われた内定式に出席した。悲願の日本一を目指すチームで、新たなチャレンジが始まる。
学生屈指の突破力に、ラインアウトでの安定したキャッチング。今季は早大の主将としてチームを引っ張る豊田が来春、TL昇格3年目のコカコーラWへ進むことを決断した。
「やるんだったら、チャレンジしようという気持ちでやれるチームがいい、と思ってました」
東福岡−早大。ともに昨季、全国制覇したエリートチームに身を置いた。TL強豪からの誘いも多かったが、悲願の日本一を狙うコカコーラで、チームと自らをステップアップさせるのだ。
仕事とラグビーを両立させ、将来的には海外挑戦も熱望する。そんな未来を描く豊田に、向井昭吾監督(47)も強烈なハッパをかける。
「日本代表になれたら(海外へ)行ってこい。日本で一番の選手が、日本代表になるんだ」
03年の豪州W杯で日本代表を率いた同監督の言葉だけに、発奮材料にもなる。
エリート軍団の中心選手から、新興チーム躍進の担い手へ。豊田は「まだそういう(代表の)レベルには達していませんから」。今季早大のスローガンは「ダイナミック・チャレンジ」。卒業後も大胆な挑戦は続く。(林健太郎)