2006年12月31日 更新

第86回全国高校ラグビー大会

西の横綱東海大仰星、攻守に精細欠くも公式戦21連勝

東海大仰星のWTB渡辺が、インゴールにダイブ。V候補筆頭のパフォーマンスだ

東海大仰星のWTB渡辺が、インゴールにダイブ。V候補筆頭のパフォーマンスだ

 全国高校ラグビー第3日(30日、花園ラグビー場)7大会ぶりの優勝を狙うAシードの東海大仰星(大阪第2)など、この日から登場したシード勢は13校すべてが順当に3回戦へ進んだ。

 38−0でも物足りない。優勝候補の筆頭に挙げられるAシードの東海大仰星(大阪第2)は攻守に精彩を欠き、最後までリズムに乗り切れなかった。前評判の高かったSO山中亮平(3年)のトリッキーなパスは効果が薄く、4人の高校日本代表をそろえる重量FWも機能したとは言い難い。

 ただ、個人技だけでトライを奪える個々の能力の高さは相手に威圧感を十分に与えられる。土井崇司監督は「まだまだ。実戦から遠ざかっていたからね。でも、前に出るプレーはできている」と余裕たっぷりだ。真の力を発揮するのは次戦からというところか−。

◆東海大仰星との兄弟校対決で完封負けした東海大翔洋の本多茂監督

「やっぱりうまいですね。巨大な壁のようでした。よそのチームだと(トライが)取れそうな形がいくつかあったが、取れなかった。春の選抜大会で対戦したときは大学生と小学生でした。高校生と中学生ぐらいに差は縮まった感じはしましたが…」