2006年12月26日 更新
桐蔭学園、悲願の頂点目指す!全国高校ラグビー27日開幕

昨年度の決勝。突進力を武器に頂点を狙った桐蔭だが、伏見工に敗戦

今年のチームを引っ張る仲宗根。機動力で日本一を目指す
第86回全国高校ラグビーが、27日に大阪・花園ラグビー場で開幕する。8年連続で関西勢が優勝するなど西日本勢の優位が続く中、東日本勢で唯一Aシードに選ばれたのが桐蔭学園(神奈川)。目指すは、昨年度の決勝で伏見工(京都)に敗れて逃した日本一の座だ。全国51代表が参戦する高校ラガーの夢舞台で“東の砦”が頂点をめざす。
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花園に残した忘れ物を取り戻すために、昨年度のファイナリストが聖地に帰る。伏見工に12−36で敗れてから11カ月。桐蔭学園が、再び全国制覇に挑戦する。
「前回準優勝校というプレッシャーはないですね。去年とはまったく違うチーム。1戦1戦、勝ち抜くだけです」と藤原秀之監督。今年のチームへの手応えはある。
昨季のチームはFWのフロントロー3人が体重100キロを超える大型パワーを前面に出して決勝まで勝ち進んだ。だがレギュラーの多くが卒業した新チームは、身長1メートル80台の選手がわずか3人という小兵軍団に変容した。今季のスタイルは、FWもBKも関係なく15人が走ってボールをつなぐ全員ラグビーだ。
東福岡(福岡)、東海大仰星(大阪第2)とともに優勝候補といえるAシードとなった。昨季とは違う機動力で選ばれた初のAシードの座は、大きな自信になる。高校日本代表にも選ばれるSO宮澤正利主将(3年)は「サイズがないぶん、今季は15人全員でやるラグビーで挑みます。それが桐蔭の伝統のスタイルですから」と胸を張る。
過去の花園出場は5度で、SH後藤翔太(神戸製鋼)ら日本を代表する選手を輩出している。今年度のチームにも、昨季大会で衝撃のデビューを果たしたCTB仲宗根健太(2年)という逸材がいる。今季はひざの故障で出遅れたが、11月の神奈川県大会決勝で復活。ほぼベストの布陣で花園を迎えることができる。
関東大会王者の茗渓学園(茨城)や、名門の国学院久我山(東京第1)なども選ばれなかったV候補に推されたプライドにかけて、目指すは日本一の座。パワフルラグビーから伝統の展開ラグビーに変身して、昨季超えを果たす。
(吉田宏)
| 桐蔭学園の花園全成績 | ||||
|---|---|---|---|---|
| 回 | 年度 | 回戦 | スコア | 対戦相手 |
| 76 | 96 | 2回戦 | ○29−22 | 大東大一 |
| 3回戦 | ●17−20 | 佐賀工 | ||
| 78 | 98 | 2回戦 | ○61−0 | 山形中央 |
| 3回戦 | ○27−14 | 東筑 | ||
| 準々決勝 | ※△27−27 | 秋田工 | ||
| 準決勝 | ●22−24 | 大工大高 | ||
| 80 | 00 | 2回戦 | ○38−12 | 東農大二 |
| 3回戦 | ○22−19 | 大阪桐蔭 | ||
| 準々決勝 | ●20−29 | 仙台育英 | ||
| 83 | 03 | 2回戦 | ○15−5 | 桂 |
| 3回戦 | ●10−27 | 大分舞鶴 | ||
| 85 | 05 | 2回戦 | ○26−0 | 新潟工 |
| 3回戦 | ○32−5 | 桂 | ||
| 準々決勝 | ○27−8 | 茗渓学園 | ||
| 準決勝 | ○12−10 | 大工大高 | ||
| 決勝 | ●12−36 | 伏見工 | ||
| 【注】※は抽選勝ち | ||||
■桐蔭学園
1964年創立の私立男女校で、普通科、理数科があり、幼稚園から大学までを併設する総合学園。高等部生徒数は3800人(うち男子2500人)。ラグビー部創部も64年で、現部員数は69人。花園は96年度に初出場し今大会で6度目。主なOBはCTB山下大悟(サントリー)、WTB首藤甲子郎(早大)。藤原秀之監督(38)。所在地は横浜市青葉区鉄町。
■花園ガイド
◆会場 大阪府東大阪市・花園ラグビー場
◆交通 近鉄奈良線「東花園駅」から北へ徒歩10分
◆大会期間 平成18年12月27日(8試合)、28日(11試合)=1回戦▼30日(16試合)=2回戦▼平成19年1月1日(8試合)=3回戦▼3日(4試合)=準々決勝▼5日(2試合)=準決勝▼7日(1試合)=決勝(午後2時5分キックオフ)
◆放送予定 決勝(1月7日)をTBSテレビ系で生放送。スカイパーフェクTV!では、Ch300、306、307JスポーツESPN、1、2で、グラウンドごとに全試合を生放送








