陸上

2016.8.23 05:02

陸連・宗猛部長が嘆き節「スピードある選手がマラソンに来て…」

陸連・宗猛部長が嘆き節「スピードある選手がマラソンに来て…」

84年ロス五輪4位の宗猛氏

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 リオデジャネイロ五輪最終日(21日、サンボドロモ発着周回コース)21日のマラソン男子で日本勢は佐々木悟(30)=旭化成=の16位が最高。

 北島の94位が1996年アトランタ五輪の実井謙二郎の93位を下回るなど惨敗を喫した。日本陸連の男子長距離・マラソン部長を務める宗猛コーチ(63)は、「もっとスピードのある選手がマラソンに来て、スタミナをつけるしか方法がないのかな」と頭を抱えた。企業の看板を背負う駅伝を重視する余り、強化の基本は各企業チーム任せ。「現状はなかなかそれができない」と根深く残る伝統を嘆いた。

 「陸連と実業団と学連がタッグを組んで、腹を割って話し合っていくことが必要」

 短距離出身の麻場一徳監督(55)も危機感を募らせた。マラソンだけではなく、陸上は概ね不振。予選があった個人種目に臨んだ日本選手は30人中、決勝には3人しか進めず、準決勝進出も3人にとどまった。男子400メートルリレーの銀、同50キロ競歩の銅とメダルに沸いた陰で、東京五輪へ向けての課題が浮き彫りになった。 (江坂勇始)

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