卓球

2016.8.12 09:29

水谷が男子初の銅メダル「負けたら死にたくなると思った」/卓球

水谷が男子初の銅メダル「負けたら死にたくなると思った」/卓球

男子シングルス3位決定戦 勝利の瞬間、倒れこむ水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)

男子シングルス3位決定戦 勝利の瞬間、倒れこむ水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)【拡大】

 リオデジャネイロ五輪第7日(11日=日本時間12日、リオ中央体育館)男子シングルスの3位決定戦が行われ、世界ランキング6位の水谷隼(27)=ビーコン・ラボ=が、6大会連続出場で世界9位のウラジーミル・サムソノフ(40)=ベラルーシ=を4-1で破り、銅メダルを獲得した。

 シングルスのメダル獲得は日本史上初。団体や2004年大会まで行われたダブルスも含め、男子としては初のメダル獲得となった。

 第1ゲーム、水谷はフォアハンドからの積極的なプレーで開始から3連続ポイント。2ポイントを返された後も4連続ポイントを挙げるなど主導権を握り続け、11-4で先取した。

 第2ゲームは長いラリーの応酬を11-9で制した。8-9からのラリーは48回を数えた。第3ゲームは4-4から4連続失点するなど6-11で落とす。第4ゲームも逆転で9-10と追い詰められたがジュースに持ち込み、最後は14-12で奪った。

 第5ゲームは2点を先制された後に5連続得点で逆転。受け身にならず積極的に詰め続け、11-8で取ると、倒れ込んでガッツポーズ。喜びを爆発させた。

 水谷はメダル獲得について「僕が卓球を始めたときからの夢でした。かなえられて本当にうれしい。きょう負けたら一生後悔すると思った。死にたくなると思った。絶対に負けたくないという気持ちで頑張りました」と笑顔を浮かべ、「今度は団体戦でみなさんの夢をかなえたいです」と2個目のメダルへと視線を向けた。

 3大会連続出場の水谷は同日の準決勝で、昨年の世界選手権王者で世界ランキング1位、第1シードの馬龍(27)=中国=に2-4で屈したが、3位決定戦で日本卓球界の悲願を達成した。

日本卓球協会・前原正浩副会長「これまではささいなことで崩れたりすることがあったが、今回の水谷は違った。ブラジル選手との試合でも精神的に崩れなかったし、今までとは違う選手に変わった」

星野一朗・日本卓球協会強化本部長「一つの結果が出せた。中国にはまだ壁があるが、着実に近づいている。東京五輪に向けても何が足りないかを考えて取り組んでいく」

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  • 男子シングルス3位決定戦銅メダルを獲得し、倒れる水谷=リオ中央体育会(ロイター)
  • 男子シングルス3位決定戦銅メダルを獲得し喜ぶ水谷隼=リオ中央体育館(撮影・甘利慈)
  • 男子シングルス3位決定戦銅メダルを獲得した水谷隼=リオ中央体育会(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦ベラルーシのサムソノフと対戦する水谷隼=リオデジャネイロ(共同)
  • 男子シングルス3位決定戦ポイントを奪いガッツポーズの水谷隼=リオ中央体育会(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦サムソノフと対戦する水谷隼=リオ中央体育会(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦ポイントを奪いガッツポーズの水谷隼=リオ中央体育会(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦第4セット、水谷隼=リオ中央体育館(撮影・甘利慈)
  • 男子シングルス3位決定戦勝利し歓喜する水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦勝利し感極まりユニホームを脱ぐ水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス3位決定戦銅メダル獲得しピースサインの水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)
  • 男子シングルス銅メダルを手に笑顔を見せる水谷隼=リオ中央体育館(撮影・桐山弘太)
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