リオデジャネイロ五輪陸上男子短距離代表の飯塚翔太(25)=ミズノ=が6日、東京都内で練習を公開した。中大時代からイメージトレーニングに取り組み、レース前日はユニホームを着てスパイクを履き、鏡の前でガッツポーズを決める儀式で決戦に備えていることを明かした。
「(リオ五輪の)決勝で光を浴びる姿を想像している。ボルトと走って握手したい」
理想としているのが100、200メートル世界記録保持者のウサイン・ボルト(29)=ジャマイカ=だ。2013年モスクワ世界選手権200メートル準決勝で同組に。招集所からレース直前まで、徐々にテンションを高めていく人類最速の男の姿を目の当たりにし、精神力の強さに感服した。
6月の日本選手権で200メートル日本歴代2位(20秒11)をマークし、和製ボルトの面目を保った。「日本記録、19秒台、ファイナリスト。3つとも達成できたらいい」。常に前向きな姿勢を保ち、世界に風穴を開ける。 (江坂勇始)