パラリンピック

2018.3.12 17:15

入場券好調でも会場空席 団体購入の比率が理由と分析/パラ大会

 9日に開幕した平昌冬季パラリンピックは最初の週末を終えたが、観客の出足は鈍く会場には空席が生じている。入場券販売の数字が好調でも企業や団体の購入は実際の来場には結び付かない状況があり、特に一般になじみの薄い障害者スポーツではその傾向が強い。2020年に夏季の東京大会を控えた日本でも共通する課題だ。

 国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は8日、大会全体の入場券販売枚数が完売に近い28万5千枚に達したと公表。だが、競技初日の10日はパラアイスホッケーの日韓戦で約8割の客席が埋まったほかは、アルペンスキーやバイアスロン会場はやや寂しい入りだった。11日は日曜日で観客数は増えたが、日本の競技関係者は「まだまだ。韓国応援団を除いたらほとんどいない」と残念がった。

 大会組織委員会は空席の理由を「団体で買った比率が多く、学生は新学期が始まって難しい部分もある」と分析した。空席は会場の雰囲気にも影響するだけに「ボランティアやスタッフら関係者に無料で席を開放する」と「苦肉の策」を明かした。(共同)

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