フィギュア

2018.2.15 07:31

「ゆづる」に祈り通じるか 神戸の神社にファンの波

 神戸市東灘区の阪急御影駅近くの静かな住宅街にある弓弦羽神社は、フィギュアスケート男子の羽生結弦(23)の名前にちなみ、ファンの人波が絶えない必勝祈願のパワースポットだ。けがを乗り越え、連続金メダル獲得を狙う平昌五輪の本番は間近。祈りは通じるか。

 「けがをして心配だけど、いつも通り滑れば金メダル。今日はいつも以上に強くお願いした」。羽生が公式練習に姿を現した翌日の14日。神戸市灘区の主婦沢瀬久寧さん(54)は、神社にずらりと並ぶ絵馬に手を合わせた。月に1度は必ず参拝する熱心さだ。

 ソチ五輪の金で、羽生への注目度が上がり、神社の参拝者数は以前の約10倍に増加。1年間に奉納される約5000~6000枚の絵馬のうち、7割が羽生の活躍を願う内容という。「メダルがとれますように」などのメッセージとともに羽生の写真や手書きの似顔絵も目立つ。

 羽生自身も、ファンが贈ったお守りや絵馬で神社の存在を知り、これまで4回訪れた。宮司の澤田政泰さん(64)は「愛嬌がありかわいらしい好青年だが、ふとしたときに王者の風格を感じた。皆さんが応援するのもよく分かる」と話す。

平昌五輪特集へ

今、あなたにオススメ
Recommended by