複合

2018.2.15 05:05

【一戸剛の目】渡部暁、“無風”でも飛躍3位…得意なLHではもっと差つけて1位に

特集:
渡部暁斗
個人ノーマルヒル 渡部暁斗の前半飛躍=平昌(共同)

個人ノーマルヒル 渡部暁斗の前半飛躍=平昌(共同)【拡大】

 平昌五輪第6日(14日、アルペンシア・ジャンプセンター-アルペンシア距離センター)渡部暁斗(29)=北野建設=が2大会連続の銀メダルを獲得した。

 渡部暁は、後半距離はフレンツェルとの戦いになると計算していたと思う。最後の直線勝負に持ち込みたかったが、上りのスパートで離されたのは力の差だ。

 チーム総合力で、わずかな差も見えた。通常、下りでは先頭の選手が風よけとなり後続との差が縮まるが、フレンツェルが先頭のときはむしろ離された。この日は氷点下1~2度くらいで前日までの寒さが緩んだ。急きょ変更を余儀なくされたワックスの選択で、ドイツの方が当たっていたようだ。ワックスで勝負が決まるのが距離スキー。今後へ向け改善が必要だ。

 前半飛躍では渡部暁が飛ぶタイミングで、それまで吹いていた風がほぼ止んだ。それでも3位になったところに好調さが見て取れる。これなら、得意なLHではもっと差を付けて1位になれる。頭を切り替えて臨んでほしい。 (2006年トリノ五輪代表、早大スキー部監督)

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