スピード

2018.2.14 20:23

美帆、8年前は最下位の1000で銅 1500に続き2個目のメダル/スピード

銅メダルの高木美帆=江陵オーバル(撮影・松永渉平)

銅メダルの高木美帆=江陵オーバル(撮影・松永渉平)【拡大】

 平昌五輪第6日(14日、江陵オーバル)スピードスケート女子1000メートルで、世界記録保持者の小平奈緒(31)=相沢病院=が1分13秒82で銀メダル。1500メートル銀メダリストの高木美帆(23)=日体大助手=は1分13秒98で銅メダルで、ダブル表彰台となった。ヨリン・テルモルス(28)=オランダ=が五輪記録の1分13秒56で金メダルを獲得した。

 中学3年で彗星のように登場し、2010年バンクーバー五輪に出場。戸惑いの連続で1000メートルでは最下位の35位に沈んだ。あれから8年。小平とともに表彰台の一角を占めた。

 出場を逃したソチ五輪で日本はメダルなしの惨敗。所属の垣根を越えたナショナルチーム(NT)を発足させた。五輪に4度出場した日体大の青柳徹監督(49)に、熱心に誘われて進学していた高木は選択を迫られた。NTに飛び込むのか、理論派の青柳監督に師事し続けるのか。大学2年になる頃、2人は日体大の研究室で膝と膝をつき合わせた。恩師に背中を押され、平昌への4年間が幕を開けた。

  日本スケート連盟がオランダからNTに招いたヨハン・デビッド・コーチ(38)の厳しい練習に耐えた。またいだことがなかった自転車を何時間もこぐ練習も、黙々とこなすようになった。

 10日の3000メートルは5位。今季出場したW杯で4戦全勝だった12日の1500メートルでは、狙っていた色ではなかったが、銀メダルを手にした。19日からの団体追い抜きは金メダルが有力視される。かつての天才少女は、日本女子スケート界に欠かせない存在となった。

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  • 女子1000mに出場した高木美帆=江陵オーバル(撮影・松永渉平)
  • 滑走する高木美帆=韓国・江陵オーバル(撮影・納冨康)
  • スピードスケート女子1000M滑走する高木美帆=韓国・江陵オーバル(撮影・納冨康)
  • スピードスケート女子1000M滑走する高木美帆=江陵オーバル(撮影・松永渉平)