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2018.2.9 23:58

安倍首相、北朝鮮ナンバー2と握手 拉致・核解決を要求

開会式 IOC・バッハ会長と文大統領。右は安倍首相、後列左は金与正氏=韓国・平昌五輪スタジアム(撮影・納冨康)

開会式 IOC・バッハ会長と文大統領。右は安倍首相、後列左は金与正氏=韓国・平昌五輪スタジアム(撮影・納冨康)【拡大】

 安倍晋三首相は9日夜、韓国・平昌冬季五輪の開会式前に行われたレセプションで、北朝鮮代表団トップを務める朝鮮労働党序列2位の金永南最高人民会議常任委員長と握手し、短時間会話を交わした。首相は「拉致問題を解決し、全ての被害者の帰国を求める」と要求した。北朝鮮の核・ミサイル開発の放棄も求めた。金氏の発言内容は不明。

 首相は金永南氏との会話について「従来からのわれわれの考え方を伝えた」と宿泊先のホテルで記者団に述べた。

 金永南氏は、対外的に国家元首の役割を担っている。2004年に小泉純一郎首相(当時)が訪朝して以降、日本の首相と朝鮮労働党の最高幹部が接触するのは極めて異例だ。

 安倍政権では金正恩体制下の13年5月、飯島勲内閣官房参与が訪朝した際に金永南氏と会談した。安倍首相は同年9月、アルゼンチンのブエノスアイレスで、北朝鮮の長老である張雄国際オリンピック委員会(IOC)委員と会談している。(共同)

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