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【畑史進コラム】あぁ素晴らしきかなTVゲーム第109回 ゲームにおける理不尽なシステムをくそ真面目に考察してみる その2

【畑史進コラム】

あぁ素晴らしきかなTVゲーム第109回 ゲームにおける理不尽なシステムをくそ真面目に考察してみる その2

特集:
畑史進
まぁ主人公の身体がだめになった、いい例だと思う

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 始まりました!◯そ企画「ゲームにおける理不尽なシステムをくそまじめに考察してみる」の第2回でございます(前回は『理不尽な死』だったけど気にしない!ドンドンパフパフ~♪)。

 大体このコーナーをやるときというのはネタに困ったときで、計画性は全くないのでございます。では早速、誰もが疑問に思ったゲームならではのこのシステム!

 ■続編なのになぜ引き続き登場するキャラクターは極端に弱体化になるの?

 これって色んな人が一度は疑問に思ったはず。

 前作で世界を脅かす強大な敵を倒したはずなのに、続編になるとなぜか最弱レベルからスタートしているという不思議な現象。

 まぁ、分からないでもないですよ、いきなりレベル50にして出てくる敵が雑魚ばかりで、ゲームとしてつまらなかったら意味がない。それどころか、ある時点で急に敵を強くしても、絶対にプレイヤースキルは追いついていないから結果としてゲーム全体のバランスを取るのが難しい。実はこうした作品は過去に、挑戦的に試みられたことがあった。

 例えば『ドラゴンボール レガシーオブ悟空3』は、ブウ編を題材にした作品なんだけど、悟空のレベルはいきなり50からスタートして、敵も相応のレベルで立ちはだかるというビックリシステムだった。

 最初は最底辺のザコ敵を配置して、主人公のレベルを1にしてしまった方がゲームのバランスも取れて、プレイヤーのスキルもアップするからゲームに難癖が付けられるという間違いは起こらない。

 こういったストーリーのあべこべを危惧してか、昨今は続編でも主人公を変えたり、前作の主人公を後半で仲間にさせるか敵に回すなど、粋な計らいを行うことも少なくない。

 さて、極限まで弱くなる続編登場キャラクターについてだが、ビジネスとして、ゲーム制作として正しいあり方なのは分かるが、やっぱり納得がいかないので以下の可能性を提示して、無理やり納得させてみようと思う。

 可能性その(1):極端に平和ボケして修行もサボった

 一番安直かつわかりやすい方答えだ。前作のラスボスを倒してやっと世界が平和になった。本来、世界が一挙に問題を解決したなら、その世界では今後の対策とか各地で起こった問題の後始末に奔走するはずなので、諸悪の根源を倒しても問題は山積みなはず。

 ただ、主人公一行は「ラスボスを倒した」という特権でこういった政治的問題に立ち会うことなく休息の間を与えられ、窮地を救われた民間人の手厚い歓迎を受けていく内にハングリー精神が消滅。

 とうとう平和ボケをしてしまって筋力、魔力、MP、スタミナなどの基本体力は急降下。そして次の難題が起きたときには、かつての英雄は一般人と同等、もしくはそれ以下になってしまい、再びわれわれプレイヤーの手を煩わせるというのであれば納得も行く。

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