2018.4.23 14:27

【伊藤崇コラム】「声優になろう!」#031 オーディションの話1

【伊藤崇コラム】

「声優になろう!」#031 オーディションの話1

マネージャーとのコミュニケーションを

マネージャーとのコミュニケーションを【拡大】

 前回まで、連続的にオーディションやキャスティングの一部、やり方等に関して書きましたが、今回はそのオーディションの前の段階での話を少し。

 オーディションと言っても、それぞれやり方があるわけですが、その前の段階での話が意外と重要かと思います。

 主催とか、キャスティングをまかされている事務所なり、音響なりが各事務所に声をかけるのですが、このとき、やはり、われわれや音響なりが最初にコンタクトするのは、面識のある各事務所のマネージャーさんになるわけです。

 それから、事務所の中で誰をそのオーディションに行かせるかがマネージャーの腕の見せ所にもなるわけです。

 ただ、やはり、人間ですから、誰をオーディションに行かせるかとなると、自分がそれなりに、(えこひいきではなく)ベストマッチングはもちろんですが、将来性や可能性を見いだしているであろう人を送り出すわけです。

 ここで、人間だから全部を把握できるわけでもないので、声優側がアピールできるかどうかが問題になります。実際は外部だけではなく、内部に対してもアピールが必要かと思います。

 よく、「売る努力をしてくれない!」ということを声優サイドから聞きますが、実際、一人のマネージャーに対して、何人の声優がいるかと言う、単純計算でもタレント事務所とは違うことが分かると思います。

となると、やはり内部に対してのアピールも必要になります。

 売れている人は良いんです!売りやすいから、マネージャーだって営業だから数字は欲しいですから、優先的に売っていくでしょうし。問題はそれほど売れていない人ですよね。

 まずはどんな仕事でも誠実にやることはもちろんですが、どううまく、コミュニケーションを取れるかです。マネージャーだって人間だから、いろんなことを話してくる人間の方がかわいいでしょうから(男女問わず)。そこを、うまくやってほしいですね。

伊藤崇

「伊藤 崇」イメージ画像(いとう・たかし) 某大手印刷会社にて、アートディレクターとして活躍後、アニメ業界に転職。プロデューサーとして、(株)アクタス(株)セブンアークスで活躍し、現在、スタジオ藍丸で活動している一方で、有名漫画家の個展企画やIMTACで声優養成所講師として活動している。声優ワークショップOTTIの主催者 HP:(http://aska.gr.jp/otti/

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