2018.4.10 11:16

【伊藤崇コラム】「声優になろう!」#029 オーディション

【伊藤崇コラム】

「声優になろう!」#029 オーディション

オーデション

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 今日はオーディションについて、少し。

 傍から見ていてですが、大きなオーディションがあったりしますが、そこで合格したからと言って、出演作品が保証されたわけではないというのがありますが、これは、やっている方も辛いのではと思います。

 結局、毎回、毎回、合格者なり、優勝者を出すわけで、それらの合格者は実質的にそこから、教育が始まるわけで、教育が終わったころには、大会の優勝なり、合格の威力は無くなってしまうので、なかなか難しいかなと勝手に思っています。

 また違うパターンで、出演保証のオーディションでの話ですが、いわゆる、出演者公募のオーディションですね、これもまた、問題がないとはいえません。

 公募の場合、出演者のレベルが蓋をあけるまで分からないので、怖い部分があります。

 だからといって、合格者なしというわけにもいかないので、合格者を出すのですが、これもまた、下手をすると、そこからまた、教育という具合になっていきます。

とりあえずは、その作品が終わるまではなんとかしなければならないのですが、の後の保証はないかもしれませんし、どこかの事務所に所属されたとしても、事務所の求める人材と一致している保証はないからです。

 あくまで、その作品のその役で使いたいという人でしかない可能性があるからです。

 それはそれとしても、あてがわれた事務所も大変ですね。

 その作品が動いている内は良いのですが、他の作品ではダメだと思いながら預かる場合もあるので、これは両社にとっての不幸かもしれません。

 そのようなことがあるので、大概の公募オーディションの場合プロ、アマ問わず、になるのは合格者を出せない状況を避けるために各事務所にも、声をかけておいて、品質の保証をはかろうとするわけで、まあ、中には仕込み的に見ることもあるようですが、私が知っているものはあくまで品質の保証でしたが、とにかく、その保証に手を打ちたいのです。

 オーディションを受ける側と選ぶ側では違いが出るのは良くあることです。

 公募のオーディションに合格者がいかにも決まっていたとブログや書き込みに書かれていることを見ます。

 もしかしたら、そのようなこともあるのでしょうが、私が知っているものについてはなかったですね。

 でも、そんな風には書かれていたようですが。

 そりゃね、素人と事務所の所属の人では出来が違ってくるのもしようがないかなと思います。

 事務所所属の人間が合格したからと言って仕込みとはかぎらないのですがね。

まあ、自分が直接的に関わるということがないので、良いんですが、まあ、個人的には公募オーディションで主役を決めようとは思わないので、あくまで、他人ごとですが。

 そんなわけで、次週は個人的な主役の決め方について。

伊藤崇

「伊藤 崇」イメージ画像(いとう・たかし) 某大手印刷会社にて、アートディレクターとして活躍後、アニメ業界に転職。プロデューサーとして、(株)アクタス(株)セブンアークスで活躍し、現在、スタジオ藍丸で活動している一方で、有名漫画家の個展企画やIMTACで声優養成所講師として活動している。声優ワークショップOTTIの主催者 HP:(http://aska.gr.jp/otti/

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