2018.3.19 15:02

【伊藤崇コラム】「声優になろう!」#026 スイッチの入れ方。

【伊藤崇コラム】

「声優になろう!」#026 スイッチの入れ方。

スイッチの入れ方。

スイッチの入れ方。【拡大】

 舞台見ていたら、舞台の感覚が懐かしく思えてやりたくなった。まあ、私の場合、舞台と言っても、高座の方ですが。

 う~ん、なんか、刺激を受けると、人間、何かのスイッチが入るものなのでしょうかね。

 そういえば、スイッチを入れる行為って、人それぞれですよね。本屋に行くとトイレに行きたくなるとか、etc・・・。

 ばかばかしい事は置いておいて、演技の件で、話していたときに、アフレコで悲しいシーンで感情を入れるとき、あるポーズを取るとなぜか涙が出るくらい感情が入っていくとかつて聞いたことがある。

 その人は、舞台とかの流れがある場合は、その流れに乗っていけるので、そんなポーズを取らなくても良いのだけれど、実写やアフレコ現場ではカット前にそのポーズを取って、感情を盛り上げてはいると入りやすいらしい。たぶん、スイッチみたいなもんなんでしょうね。この形になったら、こういう感情になりなさいみたいな、ある種のスイッチなんでしょうね。

 う~ん、科学的に言うと「パブロフの犬」みたいなもんでしょうかね。

 まあ、でも、そんな何か、スイッチみたいなものがある役者の話って

みなさんにも参考になるのではないでしょうか?

 ちなみに、私は高座に上がる前にふくらはぎを2回たたくのが癖でした。それをやらないと、受けないとか、せりふを忘れるとかって言うジンクスがついてしまっていたんですよね。みなさんもスイッチ付いてますか?

 そういえば、印象に残る挨拶ってありますか?と聞かれたことがあります。正直、ありませんとしか言いようがありません。

 やはり、役者さんは演じてナンボの世界なので仮に印象に残ったとしても、やはり、演技の印象にはかないません。

 とにかく、ライバルも多い世界ですから、まずは印象に残って、役が来るようにということはわかりますが、やはり、仕事の部分が大事ですね。不謹慎なことを言えば、きれいな人やいい男は印象に残るかもしれません。

 ただ、その時に考えるのは役者としてと言うよりは別のベクトルでのフックでしょうね。まあ、商売上、しようがないのですが、それが本人にとって幸せなのかはその後のその人次第というところでしょうか。それでも、強烈ないわゆる、アニメ声であれば、別ですけどね。

 やはり、芝居に精進してくださいということでしょうね。本業ですから。

伊藤崇

「伊藤 崇」イメージ画像(いとう・たかし) 某大手印刷会社にて、アートディレクターとして活躍後、アニメ業界に転職。プロデューサーとして、(株)アクタス(株)セブンアークスで活躍し、現在、スタジオ藍丸で活動している一方で、有名漫画家の個展企画やIMTACで声優養成所講師として活動している。声優ワークショップOTTIの主催者 HP:(http://aska.gr.jp/otti/

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