2018.2.14 17:36

【高橋信之コラム】コスプレの社会進出シンボル やったー! 「コスプレ」が広辞苑に入った!

【高橋信之コラム】

コスプレの社会進出シンボル やったー! 「コスプレ」が広辞苑に入った!

特集:
高橋信之
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 1955年に初版が刊行された「広辞苑」が、10年ぶりに改訂し、『コスプレ』も記載されました!

 出版や活字や印刷の仕事をするヒトに、ちょっとばかり自慢!

 かつてわが社が「マイアニメ」誌(秋田書店・1983年6月号)で「コスチュームプレー大作戦」という記事の連載を開始してから、実に35年。

 1970年代の大学漫研の活動開始で度々行われた「まんが仮装大会」、同じ頃にアメリカのSFファンダムで始まったマスカレード、1980年代のコミケで始まった「アニメキャラクター仮装」、これらを紹介するときに「フィットするとコトバ」がなかったので、ぼくらは作りました。

 「コスチュームプレー」のちに「コスチュームプレイ」、略して「コスプレ」という造語を。

 連載開始した月に町山智浩(早大漫研バイト)からは、英語では誤用じゃないですか?   と指摘もありました。

 「Costume play」は「扮装(ふんそう)劇(時代劇)」とか「衣装ばかりめだって中味のない芝居」という使われ方をするようだと。

 後にアメリカに移住して数々のなどのアメリカ研究本を書くコラムニスト町山智浩の片鱗(へんりん)が見えますね。

 「マチヤマ、いいんだよ、こっちはカタカナで短縮した『コスプレ』なんだから」「タロットカードもフランス語の正しい発音は『タロウカルド』だったんだぜ」と返したことが、ついこの間のようです。

 この連載は、三年くらい続いたと思います。

 学生記者として活躍したのは早大漫研の後輩で後にラノベ作家としてデビューする吉岡平くん。

 そう『無責任艦長タイラー』の作家さんです。

 詳細記事はこちら(http://www.hard.co.jp/cosplay_01.html

 日本の文化としてオーセンティックな勢力、活字文化の総本山から認められた!

 コスプレ関係者は、ひとり一冊購入してね!

 ◆広辞苑 第七版の特色◆

 ・各界の専門家による校閲・執筆で、文学・歴史から物理学・医学、アート、スポーツ、サブカルチャーなど総勢224人の専門家が参加し、1万項目を追加。

 追加された言葉の例(コスプレ、スマホ、ツイート、自撮り、クールビズ、ブラック企業、LGBT、ふるさと納税、東日本大震災、朝ドラ、パワースポット、サプライズ、キーマカレー、チュロス )など。

 従来の仕様の【普通版】、2分冊大型版の【机上版】がラインアップ。

 ■別冊付録:漢字小字典、アルファベット略語一覧、国語関係の公的資料、手紙の書き方 を収録。

高橋 信之

「高橋 信之」イメージ画像スタジオ・ハードデラックス株式会社 代表取締役 東京国際アニメフェア実行委員 日本アニメーター・演出協会 応援団長 アニメ記者クラブ/アニメプレスセンター 起案者・理事「出版や広告、商品開発、映像メディアで活動するプロデューサー/プランナー。アニメ、SF映画、ビデオゲーム、玩具、デジタルデバイスなどを得意分野とし、多くの雑誌編集者やデザイナー、映画監督と交流する。

  • 秋田書店「マイアニメ」誌1983年6月号から連載開始。その前にもネタ投稿がありました。
  • まだ記事企画はモノクロ印刷の時代ですよ、「OUT」誌や「アニメック」誌も、そんなんでした。
  • 連載第1回から、コスプレ活動の基本をすべて規定してます。いわばオタクドクトリン。
  • 読者参加型記事(いまで言うならばSNSね)は、この時点から決まってました。
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