2017.12.4 11:42

【伊藤崇コラム】「声優になろう!」#013 声優になりたい理由は?

【伊藤崇コラム】

「声優になろう!」#013 声優になりたい理由は?

声優になりたい理由は?

声優になりたい理由は?【拡大】

 「何をきっかけとして声優になりたいと思ったのか?」

 入口はそれぞれにあると思うが、中には「人気声優の~さんに会いたい」とかいうものもあります。

 ちょっと?と思わないでもないですが、そのうち、現実がわかって、成長してその人を抜くような存在になったら、意外にカッコイイかも知れないなとも思います。

 入口は色々だが、その内に、目標が変化したりして、悩むのでしょう。悩んでも、進んだ人が生き残れます。

 人の才能なんてたかが知れています。だから、俯瞰で考えることが大事なのです。人より少しでも前に少しでも前に。そんな人だけ、声優としてご飯が食べれる存在になれるのでしょう。

 ところで、その声優になりたいという作業の中で、演技を盗む、参考にする、という作業をしているうちに、自分の何かに気づく場合があるのです。それを考えさせるために、他人の演技を見ろとか、練習50回より、現場1回みたいな事言うのです。

 うちのワークショップはそういう意味では現場に近いでしょうね。むちゃぶり、決まりきった演技の破壊、そのくせ、アニメ的演技を要求、パラドクスを好んで要求したりしています。

 そこには大きな違いがあるのでしょう、演じるものと、演じさせる者の違いがあります。プロがプロに要求することは何かを知る必要があります。

 ある意味では当たり前のように要求します。引き出しをたくさん持てるように、現場で要求に答えられるようになってほしいのです。無茶でも要求に答えられる声優、近いとこまでいける声優は尊敬の念を持って現場の人間に記憶されます。

 尊敬と言えば、礼に始まり、礼に終わる。武道のようですが、どこの業界も同じようですね。

 見学の仕方から始まって、初めてブースに入った時の位置。挙げたら、きりがないないけど、それをクリアーして一人前。岡尾監督の台詞じゃないけど「挨拶した奴は忘れるが、挨拶してない奴は憶えている」。当たり前の事って、難しいですよね。

伊藤崇

「伊藤 崇」イメージ画像(いとう・たかし) 某大手印刷会社にて、アートディレクターとして活躍後、アニメ業界に転職。プロデューサーとして、(株)アクタス(株)セブンアークスで活躍し、現在、スタジオ藍丸で活動している一方で、有名漫画家の個展企画やIMTACで声優養成所講師として活動している。声優ワークショップOTTIの主催者 HP:(http://aska.gr.jp/otti/

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