2017.11.29 14:39

【上村彩子コラム】 オーディションは“狭き門”

【上村彩子コラム】

 オーディションは“狭き門”

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上村彩子
オーディションは“狭き門”

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 こんにちは、上村彩子です。

 近年“声優”は、「なりたい職業ランキング」で上位にランクインするくらい人気職業となっています。 アニメやゲームの人気ももちろんですが、声優本人がTVに出演することが増えたり、Yahoo!ニュースに取り上げられたりと、一般の目に触れやすくなっているのも関係しているのかもしれません。 たくさんの人が「なりたい!」と思う職業ということは、それだけ魅力的に見えているということ。 “裏方”といわれてきたこの仕事が輝くことは非常にうれしいことです。

 声優になるためには、オーディションを受ける必要があります。 オーディションは、ざっくり分けると「事務所所属」か「直接仕事を得るもの」か、に分けられます。

 プロが仕事を得るためには、仕事の依頼が事務所に届くケースと、音響会社から事務所へオーディションの案内が行き、事務所内で選抜された数人がオーディションを受け合格する、という2パターンがあります。 アニメのオーディションはだいたい後者のケースです。 そうなると、まずは所属しなければ仕事もオーディションももらえないわけです。 ですが、一言に「所属」といっても簡単なことではありません。 ほとんどの声優事務所の場合、そもそも「事務所に所属するためのオーディション」を受けられるのは、声優の専門学校生や事務所付属の養成所生のみ。 さらに、事務所に入れるのはその内数人程度。 かなり狭き門なのです。 

 じゃあ、先ほど言った「声優になるために」受けるオーディションで、「直接仕事を得るもの」とはなんのか?というと、合格したらその作品や媒体に関わることができる一般向けのオーディションです。 オーディションは雑誌やネット上に掲載されていて、誰でも情報を得ることができます。 大人数の中から合格しなければいけないという意味では先ほどと同様狭き門ですが、オーディションで合格すれば即日現場デビューがかなうので、経験を積みたい人にはピッタリというわけです。 ただし、合格した作品がさまざまなメディアに展開する作品であれば活躍の場は増えますが、1度収録が終わると終了してしまうものもあります。

 声優志望の人は「1度でいいから声優をやってみたい」ではなく、「声優として活動したい」でしょうから、最終的には事務所に所属することが非常に重要だと思います。 ただ、そのためのスキルアップや経験を積み履歴を作ることも大切なことでしょう。

 次回のコラムで、一般向けのオーディションについて詳しくお話できたらと思います!

 それではまた次回♪ どろん♪

上村 彩子

「上村 彩子」イメージ画像猫とチョコレートが好きな声優・タレント。出演作は「惡の華」(木下亜衣役)や「乙女ぶれいくっ!」(早乙女乙芽役)、「機動戦士ガンダム戦場の絆 第07板倉小隊」や「野球がぁる」(共に顔出し)など。最近では、振り付けやゲーム制作にも関わり、様々な仕事を行っている。今回コラム初挑戦。

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