2017.10.9 13:28

【伊藤崇コラム】「声優になろう!」#005

【伊藤崇コラム】

「声優になろう!」#005

いつまでも「井の中の蛙」ではいけません。

いつまでも「井の中の蛙」ではいけません。【拡大】

 人生、そんなにうまくはいかない、手に入りかけていたものが急に、無くなってしまうことはよくあることです。

だからといって、そこで立ち止まるわけにはいきません。

 二の矢、三の矢を放つしかないのです。

 声優になると言うのなら、二の矢、三の矢はまさに練習に相当すると思います。

 練習、練習試合、対外試合、公式戦と進むとしたら、ワークショップは対外試合と言ったところでしょうか。

 さまざまな過去や経験を持った人たちが集まります。

 学生にとっては、良い刺激になるだろうし、自分たちが追いかけられていると知れば、これからのプロの人たちにとっても良い刺激になるはずです。

 いつもの、「井の中の蛙」でいるよりも、失敗を繰り返しても「屁のカッパ」でいてほしいです。

 そんな人をプロの連中は好むからです。

 売れる、売れない、ということをよく聞くのだが、ある人に言わせると、人生には誰にでも成功のチャンスは4~5回は訪れるらしいのです。

 それこそ、人生の前半に訪れる人、後半に訪れる人とさまざまだとおもいますが。

 ただ、確実に言えるのは、待っているだけでは巡り合えないでしょう。

 継続は力なりとはよく言ったものです。

 継続力のない者に成功は訪れません。

 さまざまなワークショップにゲストで招かれたときにいつも思うのは、小手先ばかりの技術にこだわりすぎて、根本の部分がおろそかになっている人が多いことです。

 また、時々、笑えるのが、どこのだれに教わってきたのかは知らないが、売れない役者に飲み屋で教わってきたような演技論を信奉している人です。

 もう、こうなるとご退場いただくしかありません。

 もっと、シンプルに演技論よりも人間の行動について考えれば簡単なのにとよく思います。

 ワークショップには色々な方が来ます。非常に楽しみです。

 違う事務所、違う養成所、違う専門学校の方たちと一緒にできるのは

たくさんの刺激があると思います。

 その刺激を今後の声優を目指す活動に生かしてください。

 また、このワークショップが全てではありません。

 ほかのワークショップと比べるのも良いでしょう。

 よく考え、よく練習して、良い声優になってください。

伊藤崇

「伊藤 崇」イメージ画像(いとう・たかし) 某大手印刷会社にて、アートディレクターとして活躍後、アニメ業界に転職。プロデューサーとして、(株)アクタス(株)セブンアークスで活躍し、現在、スタジオ藍丸で活動している一方で、有名漫画家の個展企画やIMTACで声優養成所講師として活動している。声優ワークショップOTTIの主催者 HP:(http://aska.gr.jp/otti/

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