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【高橋信之コラム】SFマニアックフィギュア王座決定!

【高橋信之コラム】

SFマニアックフィギュア王座決定!

特集:
高橋信之
一見、ジョイント関節とは思えないみごとな構造。

一見、ジョイント関節とは思えないみごとな構造。【拡大】

 スタンリー・キューブリック監督の『2001年宇宙の旅』(1968)といえば、あまりのデティールのこだわりぶりに「キューブリックは未来を再現した」とまで言われたSF映画。

 徹底的に科学と技術考証に基づいたリアルな美術、難解なメッセージによって「SFカルト映画」の最高峰と称される伝説の作品。

 同作に登場する木星探査船ディスカバリー号の乗組員が着る宇宙服フィギュアがメディコムトイのサブブランド・マフェックスからリリースされた。

 いやあ、これがなかなかのプロポーションなんだよね。

 最近になって先行する海外のメーカーからも12インチアクションフィギュア(1/6)やノンスケールのドールで出ていたんだけど、スーツ着せ替え式だとどうにもシルエットが膨らんでてカッコ悪かったんだけど、これはプラスチック成形のアクションフィギュアにしたコトでシャープになってる。

 ほぼ映画のカットと同じポーズが再現できる仕上がりだ。

 『2001年宇宙の旅』のマーチャンダイジングは、製作したMGM映画の経営不振(2010年には破産、再建中)や目まぐるしく変わる資本関係があり、不安定な状態が続いていた。 

加えて日本では商品化権エージェントの破綻やらがあって、ライセンシーは一体どこに申し込みをすればいいのやらという状態だったんですわ。

 これ、ライセンスビジネスや著作権用語では「オーファンタイトル」といいますね。オーファン=孤児ということで保護者=権利者が分からないという意味。

 商品企画担当にとって一番困る状態だよね、せっかくいいアイデアを思いついたのに誰に許諾を求めたらいいか分からないってのは。

 少し前に、ワーナー映画が窓口代行ということになり、一気にあれこれ動き出した次第。

 初回ロットに続く出荷はしばらく後になるかも商品なので、マニアはすぐ押さえるべき一品。

【続きを読む】

  • 生命維持バックパックや姿勢制御バーニアの塗りもいい。
  • ハーネスやジッパーの塗りも悪くない。
  • スーツのスリムさと、この浮遊感なんだよね~、欲しいかったのは。
  • 識別しやすいように宇宙服丸ごと色分けしたのは、おそらく本作が初めてだ。
  • 肘と膝の関節とカバーの構造がわかる背面写真。
  • ブリスター開ける派は、天井から吊るすといいと思う。ぼくは壁に貼る派だけどね。
  • ギャグか?フェイクなのか?販売サイトでは約300ドルとなってる。試す勇気はない。
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