2017.3.7 20:19

松本零士氏、自身の作品の浮世絵に「感無量で涙が出るほどうれしい」

松本零士氏、自身の作品の浮世絵に「感無量で涙が出るほどうれしい」

「松本零士浮世絵コレクション」の発売発表会に出席した松本零士氏(左から2人目)ら=東京墨田区の北斎美術館

「松本零士浮世絵コレクション」の発売発表会に出席した松本零士氏(左から2人目)ら=東京墨田区の北斎美術館【拡大】

 SFマンガの巨匠・松本零士氏が7日、東京墨田区の北斎美術館で行われた自身の人気作『銀河鉄道999』や『宇宙海賊キャプテンハーロック』などが浮世絵で再現された「松本零士浮世絵コレクション」の発売発表会に出席した。子供の頃から浮世絵にあこがれていたという松本氏は、完成した作品を前に「感無量で涙が出るほどうれしい」と満面の笑みを浮かべていた。 

 今回発売されたの浮世絵は、松本氏の完全監修のもと、日本最高峰の手摺り木版の技術を誇る「竹笹堂」と、『ルパン三世』浮世絵シリーズを手掛けた実力派クリエーターを擁する「ひろた組」がコラボ。原画に使用する和紙は、人間国宝、9代目・岩野市兵衛さんによる手すき越前和紙を採用。さらに、美しすぎる書道家として知られる涼風花さんが題字を担当。999が宇宙へ飛び立つ瞬間をとらえた作品や、大波の中を進むアルカディア号などの松本メカを鮮やかに描いた作品など6種類で、いずれも松本零士氏のSFワールドと江戸の伝統が融合した芸術作品となっている。

 登壇した松本氏は「絵は心が描くものです。ペンで描くと思いが伝わってくる。歴史上の先輩である葛飾北斎の『北斎漫画』を見ても心が伝わってきて温かい感じがします」とあいさつ。発表会では題字を担当した涼氏による書道パフォーマンスも披露され、松本氏も「心がこもっていて素晴らしい」と絶賛。松本氏は「これからもいっぱい描いていきたい」と抱負を述べたが、最後に「これ以上は年を取りたくないなー」とコメントして会場の笑いを誘っていた。

 「松本零士浮世絵コレクション」はブロード・エキスパートの公式販売サイトの他、銀座三越8階の免税店「Japan Duty Free GINZA」で展示販売される。

 公式販売サイト

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