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【高橋信之コラム】オタクの溜まり場

【高橋信之コラム】

オタクの溜まり場

特集:
高橋信之
全米ロケット協会ロスアンゼルス支部メンバー

全米ロケット協会ロスアンゼルス支部メンバー【拡大】

 仲間とアジト(溜まり場)の話をしよう。

 ロサンゼルス(ダウンタウン)にある「クリフトン・カフェ」は、1931年開業で由緒正しきアメリカン・カフェレストラン。

 ここって若き日のレイ・ブラッドベリとレイ・ハリーハウゼンが溜まり場にしてたお店なんだそうです。これが1940年代のこと。

 このふたりが出会うきっかけとなったのが、アマチュアながら宇宙旅行で月や火星への飛行について語り、可能性を探るサークル「ロケット協会」でした。

 その例会が、クリフトンカフェの二階で開かれていたそうです。

 後にSFファンタジー作家になるブラッドベリ、特撮アニメーターになるハリーハウゼン、2人のレイは18歳の時に出会い、意気投合して毎週のように映画を観に行き、仲間と未来を語っていたそうです。

 レイ・ブラッドベリは十代の頃からSF同人誌に作品を発表し第二次大戦中、21歳の時に商業誌でデビュー。戦後、『華氏451』『火星年代記』などの長編、『ウは宇宙船のウ』『刺青の男』などの短編で名声を得る。

 レイ・ハリーハウゼンは『キング・コング』(1933)で世界を驚かせた人形特撮アニメーターのウィリス・オブライエンの弟子となり、29歳の時に『猿人ジョー・ヤング』(Mighty Joe Young、1949)でデビューする。その後、『シンバッド七回目の航海』『アルゴ探検隊』などのヒットを生む。

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  • ロサンゼルス(ダウンタウン)にある「クリフトン・カフェ」
  • ロサンゼルス(ダウンタウン)にある「クリフトン・カフェ」
  • SFファンタジー作家であるレイ・ブラッドベリ
  • 特撮アニメーターであるレイ・ハリーハウゼン
  • 特撮映画『原始怪獣現わる』(TheBeastfrom20,000Fathoms、1953)
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