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【山田将史の鉄道コラム】「山田将史の出発進行!」第7回 「モンテネグロで全線乗車してきました!」

【山田将史の鉄道コラム】

「山田将史の出発進行!」第7回 「モンテネグロで全線乗車してきました!」

ライコバツ駅(セルビア)に停車中のバール(モンテネグロ)行き列車

ライコバツ駅(セルビア)に停車中のバール(モンテネグロ)行き列車【拡大】

 「突然こいつは何を言い出すんだ?」と思った方もいるかもしれません。ですが、題名の通りです。モンテネグロで全線乗車してきました。母国日本よりも先に、100%全線乗車達成です。2017年2月6日、乗りたてのご報告をお届けします。

 本当はもっと、日本国内の鉄道旅行のこと、例えば多くの人が気になりそうなテーマで、青春18きっぷのことだとか、ふだん疑問に感じている鉄道の謎、あるいは誰でも身近に始められるような鉄道趣味のことを書いていった方が良いのかもしれませんし、私自身書きたいテーマはいくつもあるのですが……。

 とはいえ、そういったことはもう既に誰かが書いていることも多いですし、あえて差を出すという意味でも、またほとんどの人は手を出しにくい「私自身のヲタクカルチャー」をさらけだすためにも、今回は「モンテネグロの鉄道全線乗車記録」にお付き合いください。マニアックすぎてついていけなくなるかもしれませんが……。

 ■そもそもモンテネグロってどこやねん!?

 20代後半、あるいはそれ以上の年代の方にとっては「ユーゴスラビア」という名前の方がよく知られているかと思います。ヨーロッパ南東部、バルカン半島一帯にあったかつてのユーゴスラビアは、20世紀末に崩壊しスロベニア、クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、マケドニアといった国々が次々と独立していきます。最後までユーゴスラビアに残った2カ国は名前を「セルビア・モンテネグロ」と変えましたが、その後すぐにモンテネグロも独立し、セルビアも単体で一つの国となります。

 そういった経緯もありモンテネグロという国家は非常に小さく、日本で3番目に大きな都道府県、福島県とほぼ同じ面積となっています。つまり、北海道や九州よりも小さな国、というわけです。ちなみに国名は「黒い山」という意味で、首都は「ポドゴリツァ」といいます。聞いたこともないでしょう?私も聞いたことありませんでした。

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