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【畑史進コラム】第34回 ポケモンGO問題は個人追求だけでいいのか?

【畑史進コラム】

第34回 ポケモンGO問題は個人追求だけでいいのか?

特集:
畑史進
ポケモンのイメージダウンに一役買ってしまった以上、本格的に見直しの時期に来たのではないか?

ポケモンのイメージダウンに一役買ってしまった以上、本格的に見直しの時期に来たのではないか?【拡大】

 7月にポケモンGOが配信されてからはや4カ月がたった。皆様はあれからいかがお過ごしだろうか。歩いて画面をスワイプして、ポケモンと出会ってボールぶつけるだけ。やることが単調で飽きた。ジムのレベルがどれもバケモノ過ぎた。田舎だからそもそもゲームとして成立していないなどいろんな感想を聞いているが、どのゲームでも一定の期間遊んでしまえばそのうちに飽きて、別のゲームに気を取られて忘却のかなたへとんでしまうことはポケモンGOに限らずどのゲームでもありうることだ。

 ポケモンGOのすごいところは、ここまで大勢の人間を巻き込んで“ゲームに熱中させた”ところだろう。どこへ行ってもいろんな年代の人がポケモンGOの話題をし、Twitterでも画像付きで何のポケモンを捕まえたか不特定多数のフォロワーに向けて報告したり、情報を共有して遠方まで出かけたりとさまざまな効果をもたらしてきたことは間違いない。さらにポケモンGOを快適に遊ぶために開発された腕時計型コントローラーの「ポケモンGOプラス」は発売後瞬く間に完売し、希望小売価格以上で取引され高い人気が伺える。

 またポケモンGOを配信しているナイアンティック社は企業や自治体とタッグを組んで、需要の高いポケモンを限定的に地方で発生させ、Twitterで告知を行うことでアニメの聖地巡礼のような地域経済活性化や集客効果が期待されている。

 さて以前この場でポケモンGOに関してGPSとARを駆使したゲームである以上、「ながらスマホ」の加速は免れず使い方次第によっては「ユーザーがクソゲーに仕立て上げる」と主張した。今でもその考えは変わっておらず現に取り返しのつかない事故が既に何件も起きてしまった。こうなってしまっては「ポケモンGOは“ながらスマホ”をしないとまともにプレイできない代物です」と証明しているようなものだ。もちろんポケモンGOがリリースされてから、マスコミがやたらこの名称を持ち上げ、面白おかしく取り扱っていることは承知の上だ。

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  • 報道機関がポケモンGOを悪に仕立てているという意見もあるが、ながらプレイがしやすいことは間違いないはずだ
  • 観光スポットなどポケストップに恵まれた場所は問題を抱えているようだ
  • ポケモンは巨大マーケットになった際、分業体制を取るためにそれぞれ別の会社を立ち上げた
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