【フラッシュ2・7】
★金第1号は双子のママさん
今大会の金メダル第1号は、双子の母親の“ママさんスキーヤー”だった。スキー距離女子15キロクラシカルで、ロシアのオルガ・ダニロワ(27)が46分55秒4で初優勝した。
ダニロワは、過去にW杯でも3位が最高という伏兵。94年アルベールビル五輪では、5キロクラシカル6位。94年リレハンメル五輪は、国内予選で落選した。
96年シーズンは産休を取ったが、双子を出産後、わずか3ヵ月半で代表メンバーに復帰。家族のバックアップもあって、競技に集中した。
★愛子決勝進出だ!
フリースタイルスキー・モーグルの女子予選で里谷多英(21)=北海道・東海大3年=が11位、注目の上村愛子(18)=長野・白馬高3年=は13位で決勝に進出した。
愛子は「緊張したけど、いい感じで集中できました。第1エア(バックスクラッチャー、コザックの複合技)は今までやった中で一番。予選通過を目標にしていたのでホッとしました」。
会場には母・圭子さん(54)を始め、白馬高の生徒ら47人の応援団がかけつけた。
「決勝はひとケタに入りたい」。
★世界新ラッシュの中、無念、白幡
昨年の世界選手権総合2位の実力も、通用しなかった。スピードスケート男子5000mで白幡圭史(24)=コクド=は、自己の持つ日本記録6分35秒21にも及ばない6分36秒71。金から14秒51、銅からは8秒40の差をつけられての7位だった。
「十何年、ノーマルスケートでやってきて、世界と戦えるところまできた。今年はスラップ元年で7位。これからのスケート人生の励みになります」。メダルラッシュをかけたいスピード陣の先陣を切る役目は果たせなかったが、満足感は漂った。
★若さで行こうよ、荒井選手
冬季五輪の華と言われるフィギュアが、いよいよスタート。日本勢の一番手として、ペアの荒井・天野組が登場した。「すごく緊張してしまった。お尻が痛い」とニガ笑いは宮城・東北高1年の荒井万里絵(16)。ジャンプで転倒するなど、SPでは出場20組中最下位。しかし「みんな応援にきてくれているし、次は頑張ります」と10日のフリーに巻き返しを誓った。
★おっぱいポロリ
女子15キロクラシカルのゴールエリアは、倒れ込む者、チームメイトと抱き合う者、喜びをかみしめる者と千差万別だった。そんな中、ユニホームどころか、シャツまで脱ぎ出す選手が出てきた。それも、カメラを前に隠しもせず、おっぱいポロリ! 早く着替えないと風邪をひいてしまう心配もあるからというが、人前を気にしないぐらいの度胸がなけりゃ五輪代表にゃなれません?
★清水ら、さあ、金メダルだ!
スピードスケートの男子500m1回目がきょう9日、エムウエーブで行われる。金候補筆頭は清水宏保(32)=三協精機。8日にはコーナーワークを中心に最後の氷上練習を行った。五輪後には北海道帯広市にマンションを建設し、オーナーになる。もうひとりのメダル候補・堀井学(25)=王子製紙=も、最後の氷上練習で汗を流した。
★荻原、「92、93年の自分に近い」
日本スキー複合陣が8日、スノーハーブで会見。期待の荻原健司(28)=北野建設=は「92、93年の時期の自分に近くなっている。ジャンプに安定感が出てきているんです」とW杯個人総合3連覇時代のスタイルに戻っていることを強調した。ジャンプの金候補、原田雅彦のクラウチング姿勢を取り入れ、高く踏み切ることでジャンプが復活。2週間のフランス合宿での記録会ではK点越えの93mを2本も飛んだという。
★滑降延期で再びスタート地点問題
スタート地点の引き上げ問題で揺れた男子滑降は8日午前に実施される予定だったが、天候不良のため、11日に順延された。天候が回復しない場合、長野五輪組織委員会(NAOC)側は、スタート地点を当初主張していた標高1680m地点に引き下げて実施する可能性を示した。スタート地点問題って、いったい何だったの?
★日程が大幅変更
中止となった男子滑降について、長野五輪組織委は8日、新日程を発表し、男子滑降は晴天が見込まれる11日10時からに組み込まれた。これにより序盤の日程が大幅変更。再び悪天候が予想される9日には、降雪でも実施可能な男子アルペン複合・回転を11日から繰り上げた。10日午前10時15分からは予定通り女子スーパー大回転を行った上、男子複合後半の滑降を1日繰り下げて、この日の午後1時からスタートさせる強行日程を組んだ。
★「クールランニング・パート2」が進行中? ジャマイカのボブスレーチームを題材にした米映画の、まさに第2弾といえそうなのが米領バージン諸島のボブスレーチーム。トッド・シュルツ選手(26)は「まさか冬季五輪に出場できるとは…」と、映画が現実になった心境。カリブ海にある人口約10万の島には、当然、練習設備はない。年に1度のカナダ・カルガリー合宿で“強化”してきた成果を見せる時がきた。
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