2008年05月15日 更新

松井秀、九回一死…61打席ぶり5号 試合は敗れる

九回に同点ソロを放つ松井秀。61打席ぶりの一発は空砲に終わった(撮影・小倉元司)

九回に同点ソロを放つ松井秀。61打席ぶりの一発は空砲に終わった(撮影・小倉元司)

 【セントピーターズバーグ(米フロリダ州)13日(日本時間14日)】大リーグ、ア・リーグ東地区のレイズが13日、延長十一回の末にヤンキースに2−1でサヨナラ勝ちして6連勝。球団創設11年目で初めて地区首位に立った。ヤンキース・松井秀喜外野手(33)は九回に同点の5号ソロを放ったが、空砲に終わった。

 1点を追う九回一死。松井秀が通算333セーブを誇るレ軍守護神のトロイ・パーシバル投手(38)から右翼ポール際に5号同点ソロをたたき込んだ。「甘い真ん中高めの直球。いい場面で出てくれたんですけど、勝利に結び付かず残念でした」

 61打席ぶり、5月初となるアーチにも、サヨナラ負けにゴジラの声は沈んでいた。「レイズの勢い? やっぱりありますね。早く自分たちで止めないといけない」。チームの順位(4位)も、5打数1安打で.319となった打率も、これ以上落としたくない。

◆九回、松井秀に5号同点ソロを浴びて今季2度目の抑え失敗となったレ軍のトロイ・パーシバル投手(38)

 「延長戦にしてしまい気分が悪い。あの球を本塁打にできるのは、リーグに3人くらいだ」

◆今季15試合目の登板で初失点し、初黒星を喫したヤ軍のマリアノ・リベラ投手(38)

 「レイズは細かい野球ができるようになったが、一番大きいのは投手力がアップしたこと。守備がよくなり、走れる選手が増えた」

■GODZILLA in USA

 遠征先のフロリダ州セントピーターズバーグには、現代美術の巨匠サルバドール・ダリの作品を集めた美術館がある。数年前に足を運んだという松井秀は「近くで見ると聖母なんだけど、遠くから眺めると(画家の)ゴッホが見える絵があった」と回顧していたが、これは勘違い。展示されているのは『20メートル離れるとアブラハム・リンカーンの肖像に変容する地中海を見つめるガラ』という長いタイトルの絵だった。抜群の記憶力を誇るゴジラでも、やはり間違えることがある。