2008年05月11日 更新

ヤンキース・井川、ボロボロKO 11安打6失点

一回に打球を右腰に受け、顔をしかめる井川(撮影・小倉元司)

一回に打球を右腰に受け、顔をしかめる井川(撮影・小倉元司)

 【デトロイト(米ミシガン州)9日(日本時間10日)】今季初先発のヤンキースの井川慶投手(28)は9日、3回0/3を11安打6失点の乱調。試合は5−6で敗れ、ヤ軍は再び借金「1」となった。

 満を持して今季メジャー初登板に臨んだ井川だったが、四回途中で11安打6失点。メジャー自己最短KO、最多被安打という最悪の結末だった。

 「ストライクを集めすぎました。打者は打って3割。どうかなと思ったけど、ことごとく(野手の間を)抜けましたね」

 一回に打球が右腰を直撃するアクシデントもあり、先制点を許した。三回には3失点。四回は先頭打者から4連続安打を浴び、一死も取れないまま交代を告げられた。

 ジョー・ジラルディ監督(43)は「唯一よかったことは、ストライク率(.640)が高かったことだ」と無四球だったことを評価。しかし、変化球が決まらず、最速91マイル(約146キロ)の直球主体では、強打のタイガース打線につかまるのは必然だった。

 「無四球でも、奪三振がゼロでは意味がない。次回の修正点ですね」

 現時点では14日(日本時間15日)のレイズ戦に先発するプランもあるが、ニューヨークの地元紙は、メジャー通算239勝左腕で現在は所属チームのないデービッド・ウェルズ投手(44)の獲得に動いていることを報道。期待を大きく裏切った井川は“次回”があることを願うしかない。

◆3Aで井川とバッテリー組み、この日も先発マスクをかぶったヤ軍のチャド・モーラー捕手(33)

 「マイナーの時と比べて、直球も変化球もよくなかった。ここぞという場面で高めにいってしまった」