2008年05月09日 更新

こみ上げる疲労と怒り!カブス・福留33試合目で初の会見拒否

八回に17打席ぶりの安打を放った福留だが、メジャー33試合目で初めて試合後の会見を行わなかった(撮影・リョウ薮下)

八回に17打席ぶりの安打を放った福留だが、メジャー33試合目で初めて試合後の会見を行わなかった(撮影・リョウ薮下)

 【シンシナティ(米オハイオ州)7日(日本時間8日)】カブスの福留孝介外野手(31)=写真(AP)=が、レッズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、4打数1安打。第4打席の遊撃内野安打で連続無安打をメジャー自己ワーストの16打席で止めたものの、試合後はメジャー初の会見拒否。チームも0−9で敗れた。

 初めてのことだった。試合後は常に取材に応じてきた福留が、ロッカールームで無言を貫いた。球団の荒木龍史広報(32)に「きょうは特に何もないです」とのコメントを託して引き揚げた。メジャー33試合目で初の“会見拒否”だ。

 八回の最終打席で4試合、17打席ぶりとなる遊撃内野安打を放ったものの、この遠征6試合は23打数4安打(打率.174)。5月1日に.353あった打率も.320まで落ちた。数字だけではなく、「中日時代からの技術的なもの(問題)」と改善されない現状へのいらだちも重なり、ふがいない成績に怒りがこみ上げた。

 遠征に持参した9本のバットがどれも手になじまないと漏らす。手にむくみがあるのか、太く感じるという。開幕から打線を支えてきた“31歳の新人”に疲れが出ているのかもしれない。

 前日6日には「人間ですから(安打が)出るときもあれば、出ないときもある」と話していた福留。試合後はシカゴに移動。ホームで打率.448を記録する好打者が、9日(日本時間10日)のダイヤモンドバックス戦から“自分のスイング”を取り戻す。