2008年05月07日 更新

カブス・福留“援護”の猛抗議、打撃コーチが退場

福留は無安打に終わったが、チーム内での期待は高まるばかりだ(共同)

福留は無安打に終わったが、チーム内での期待は高まるばかりだ(共同)

 【シンシナティ(米オハイオ州)5日(日本時間6日)】カブスの福留孝介外野手(31)が、レッズ戦に「4番・右翼」で先発出場し、4打数無安打。チームも3−5で敗れたが、福留の打席でストライクの判定を巡り、打撃コーチが抗議し退場処分。新人には異例のバックアップで、すっかり存在を認められた。

 三塁側カ軍ベンチから放送禁止用語が飛んだ。一度は本塁に背を向けた福留だが、立ち止まり、再び球審を見た。

 「(味方が抗議をしてくれたからこそ)僕らは、冷静に仕事をしなくてはいけない」

 二回先頭の1打席目。球審は、フルカウントからの外角直球に「ストライク」をコールし三振の判定。直後、ベンチ内のジェラルド・ペリー打撃コーチ(47)が、血相をかえ猛抗議し、一発退場となった。

 異例の援護。メジャーでは、ストライク、ボールの判定が新人には不利といわれる。さらに首脳陣もベテラン選手の援護はするものの、新人に対して動くことは少ない。今回の抗議は、福留がチーム内で認められている証拠だ。

 「球審がストライクといえばストライク。その中でやるだけです」と紳士的な福留だが、同コーチの“闘魂”はキッチリ胸に刻んだ。ベンチからの期待を励みに今後も打席に立つ。