2008年05月06日 更新

5月5日はゴジラの日!松井秀、14戦連続安打で3連勝に貢献

四回に右前適時打を放つ松井秀。詰めかけた日本人ファンの前で2安打をマーク(撮影・小倉元司)

四回に右前適時打を放つ松井秀。詰めかけた日本人ファンの前で2安打をマーク(撮影・小倉元司)

 【ニューヨーク4日(日本時間5日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が4日(同5日)、マリナーズ戦に「4番・DH」で出場し、2安打2打点の活躍。同一シーズンでのメジャー自己タイ記録となる14試合連続安打をマークし、マ軍戦3連勝に貢献した。ゴールデンウイーク中の日本は「こどもの日」。背番号55は、やはり相性がよかった!?

 私服に着替えて選手用通用口から出てきた松井秀に「松井さーん」と日本語で声援が飛んだ。数十メートル離れたフェンスの向こうに、大勢の日本人の親子連れが待っていた。日本時間5日は「こどもの日」。ヤンキースタジアムだけでなく、テレビを通して日本のたくさんのちびっ子を喜ばせた。

 「この3試合は非常に投打ともよかったと思います。喜んでくださる方が1人でも多ければうれしいですね」

 野球少年の手本になるような打撃を見せたのは1点を追う三回無死一、二塁。外角に逃げるシンカーを流し打ち、同点の適時二塁打を放った。昨年7月にマークした同一シーズンでの大リーグ自己最長タイ記録となる14試合連続安打をマークすると、四回一死三塁では力強く引っ張って右前適時打。打率を.324に上げ、ア・リーグ4位につけた。

 巨人時代の「こどもの日」の通算成績は打率.229、0本塁打、5打点と今ひとつだったが、メジャーでは日本時間5日に6年連続で安打を記録。打率.385、2本塁打、6打点と抜群の相性だ。少年時代は柔道や野球などスポーツに没頭する日々だったが、勉強にも力を入れ、特に算数の成績がよかった。子どもたちに向けて「野球でも、サッカーでも、勉強でも、将棋でも、なんでもいい。とにかく小さいうちから興味を持って、のめり込めるものを見つけてほしい。それが将来につながるはずです」とメッセージを送る。

 チームはマ軍戦3連勝で17勝16敗。貯金1をつくり、ア・リーグ東地区首位のレッドソックスと3ゲーム差とした。子どもたちへの「夢を持って辛抱強く」という言葉を自分にも言い聞かせながら戦っていく。

★ゴジラTALK

 −−GW中の日本からたくさんの観客がやってきた

 「喜んでくださる方が1人でも多ければうれしいですね」

 −−5日(日本時間6日)は休養日

 「予定は立てていません。ゆっくりして、また明後日(6日)の試合に備えたいです」

 −−三回の適時二塁打は

 「難しいボール。打たなくてもいいボールだったかも。結果としてはよかった。(シルバは)シンカーピッチャーですからシンカーへの意識が強かったです」

 −−昨年7月の14試合連続安打に並んだが

 「僕自身が感じるという意味では、去年の方がよかったですね。自分の感覚的なものです」

 −−3試合連続で打点

 「それだけチャンスで打席に立っていることが多いということです」

■データBOX

 松井秀が4月18日のオリオールズ戦から14試合連続安打。昨年7月3−19日に記録したメジャーでのシーズン自己最長に並んだ。シーズンをまたいでだと05−06年の「16試合連続」、巨人時代は96年6月15日−7月10日の「18試合連続」が最長。

★5日(日本時間6日)はお休み

 4月22日のホワイトソックス戦からの13連戦が終了した。5日(日本時間6日)は試合がなく、ニューヨークで完全休養日。4月1日の開幕から34日間で33試合という大リーグならではの厳しい日程に、松井秀は「ゆっくりします」と疲労回復にあてる。6日のインディアンス戦からは再び13連戦が組まれている。

■GODZILLA in USA

 イメージキャラクターを務める建設機械メーカー、「コマツ」の石川・粟津工場が今年で70周年を迎える。マ軍戦終了後、祝福コメントを収録した。
 松井秀と同社のかかわりは深く、かつては父・昌雄さん(66)が勤めていたこともある。ここ数年、シーズンオフになると同社の工場などを訪問。社員と触れ合う機会も多い。
 関係者ロビーで行われた撮影は約10分で終了。近日中に行われる同社の記念式典で披露される予定になっている。