2008年05月05日 更新

「昼男」へ変身?松井秀、デーゲームで絶好調打率4割!

松井秀は三回、カブレラの中前適時打で三塁を回って生還。このときイチローは…(共同)

松井秀は三回、カブレラの中前適時打で三塁を回って生還。このときイチローは…(共同)

 【ニューヨーク3日(日本時間4日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)がマリナーズ戦に「4番・DH」で先発出場。三回に三塁線を破る適時打を放つなど、5打数2安打1打点で13試合連続安打を記録した。昨年まで苦手にしていたデーゲームで今季は打率.400と絶好調。「昼男」への変身はやはり「●」が理由(●=ハートマーク)。試合は6−1でヤ軍が連勝、マ軍は4連敗となった。

 5月の太陽は顔を出さず、ブロンクスの空は曇ったままだった。気温も10度を下回り、冬のように冷え込んだヤンキースタジアムで松井秀のバットは熱を帯びていた。

 「うまく打ったといえば打ちましたね。追い込まれていたし、たまに(球審に)ストライクを取られるところですから振りにいきました」

 三回だ。2−1と勝ち越してなおも二死二塁の好機で三塁線ギリギリを破る適時打。敵失で二塁に進むとメルキー・カブレラ外野手(23)の適時打で4点目のホームを踏んだ。六回にも中前打を放ち2安打1打点。13試合連続安打で連勝に貢献した。

 “結婚効果”は数字に表れている。今季の出場29試合中、5試合あったデーゲームでは20打数8安打、打率.400と好調。ナイター24試合の打率.298を大きく上回っている。ゴジラは昼に強くなった。

 昨年までメジャー5シーズンの通算成績は、デーゲームの打率.288に対し、ナイターは.299。どちらかといえば「夜男」だった。今年3月に結婚したことで、ナイター後の遅い時間の外食が減るなど生活が規則正しくなり、眠りにつく時間も早くなった。それがデーゲームの好結果につながっている。

 華麗なる「昼男」への変身。ゴジラは愛の力でひとつの弱点を克服しつつある。

■GODZILLA in USA

 ヤ軍のクラブハウスの出入り口には、試合前から翌日の集合時間が記された紙がはり出されている。4日(日本時間5日)のマ軍戦の集合時間は午前10時。日曜日のデーゲームの際は午前11時や同11時半のこともあるだけに、確認した選手は一様にがっかりしていた。 ところが試合後、連勝もあってジョー・ジラルディ監督(43)が「あす(4日)は11時に変更!!」。苦手のデーゲームを克服しつつある松井秀も「そりゃ、少しでも遅い方が助かります」と喜んだ。