2008年05月03日 更新

ド軍・黒田、1カ月白星ナシ…7回無四球3失点の好投報われず

 【マイアミ(米フロリダ州)1日(日本時間2日)】ドジャースの黒田博樹投手(33)がマーリンズ戦に先発し、7回5安打4三振無四球の3失点と好投したが、勝ち負けはつかなかった。これで5試合連続で白星ナシとなった。斎藤隆投手(38)は5−3の九回に4番手で登板し1回を三者凡退で4セーブ目。ド軍は今季最多の6連勝となった。

 遠い白星−。同点の八回二死満塁、黒田に送られた代打のジェームズ・ロニー内野手(23)が、三ゴロに倒れた瞬間、5試合ぶりの勝ち星が消えた。

 「焦り? 多少ね。(勝利が)つかないよりは、ついた方がいい。それよりも、しっかりと試合を作るのが自分の仕事です」

 これでデビュー戦となった4月4日(同4月5日)のパドレス戦以来、勝ち星ナシ。三回にチーム初安打となる右前打を放ち、五回には2点の勝ち越しにつながる犠打も決めた。打席でも奮闘し、勝利への執着心を見せた。それだけに勝ち越した直後の五回、打率.157、本塁打ゼロのコディ・ロス外野手(27)に許した同点2ランが悔やまれた。

 痛恨の同点弾は甘いスライダーの失投だったが、マ軍の2番から5番打者の出塁は1度も許さなかった。ド軍のジョー・トーリ監督(67)も「(7回3安打1失点の)デビュー戦のようだった。勝利に値する投球だ」と高く評価した。

 「勝ちにこだわり過ぎず、長い回を投げる気持ちでいたい」。力投が報われない試合が続くが、黒田はチームの6連勝に前を向いていた。

★斎藤2Kで4セーブ目

 斎藤が2点リードの九回から登板。1回を2三振と中飛の完全締めで、4セーブ目を挙げた。「(踏み出す)左足の出ていく方向も落ち着いてきて、体重が乗ってボールの走りもよくなったし、コントロールもよくなってきた」と笑顔。4月は黒田の先発試合で2度の救援失敗もあったが、調子をあげてきた。

★元敏腕GMが死去

 ドジャースで1950年代から60年代にかけてGMとして敏腕をふるったエミル・ジョセフ・バベシ氏が1日(日本時間2日)、93歳で死去した。同氏は現マリナーズGMのビル・バベシ氏の父。大リーグ初の黒人選手となったジャッキー・ロビンソンの入団にもかかわった。