2008年05月03日 更新
ゴジラ11戦連続Hもチャンスで不発…ヤ軍は42年ぶり屈辱

11戦連続安打もチームの敗戦に松井秀はこの表情(撮影・原田史郎)
【ニューヨーク1日(日本時間2日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)はタイガース戦に「5番・DH」で出場し5打数1安打。連続試合安打を11に伸ばしたが、好機に打てなかったのが響いて4−8の敗戦。ヤ軍はタ軍に42年ぶりとなる本拠地3連敗を喫した。
◇
雨でぬれた芝生の上にバットを投げた。道具を大切にする松井秀が悔しさのあまり、われを忘れた。4−4の同点とし、なおも一死一、二塁の絶好機でまわってきた五回の第3打席。平凡な中飛を打ち上げて反撃の芽を摘んでしまった。
「打ち損じです。甘いスライダーに詰まってしまいました」
チームは4−8で敗れた。本拠地でタ軍に3連敗を喫するのは1966年4月以来、42年ぶりの屈辱だ。
四回に中前打を放ち11試合連続安打とした。打率は.316でア・リーグ7位につけているが「自分の感覚としてはそんなに打っている気はしないですね」。得点圏打率が.222と低く、13打点しか挙げていないからだった。
打点を食べるように挙げるさまから昨年は「パックマン」と名付けられたゴジラ。チームの勝利だけに集中する。
■GODZILLA in USA
トニー・ペーニャ一塁ベースコーチ(50)が試合前の練習中、ニヤニヤしながら松井秀を見ていた。
「今、クラブハウスでヒデキをおどかしてきたんだよ。“肩が痛いよ、ウーン”ってうずくまったんだ。“肩のこのあたりを押してくれ”って頼んだ。押してくれている最中、突然、振り向いてその手を噛むふりをしたんだ。飛び上がって驚いていたよ」と、してやったりのペーニャコーチ。
「ペーニャのその手口は有名で知っていたけれど、一応、驚いたふりをしてあげた」とゴジラ。こちらの方が一枚、上手?だった。
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