2008年04月30日 更新
松井秀、連休うっぷん晴らした!“屈辱”胸に出場8戦連続H

六回に一ゴロながら勝ち越し点をあげた松井秀(撮影・原田史郎)
【クリーブランド(米オハイオ州)28日(日本時間29日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、インディアンス戦に「6番・左翼」で3試合ぶりに先発出場した。八回、右中間に適時二塁打を放つなど、4打数1安打2打点の活躍。5−2の勝利に貢献し、2戦連続欠場でたまっていたストレスを発散した。
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低い弾道の松井秀の打球が、右中間を真っ二つに割った。一走のジョニー・デーモン外野手(34)が手をたたいて本塁にかえってきた。
4−2で迎えた八回二死一塁の場面で、インディアンスの反撃意欲を断つ貴重な打点。2−2の同点だった六回一死二、三塁から一ゴロで挙げた打点とともにチームの勝利に貢献し、貯金1の立役者となった。
「ちょっと全部、強引だったかもしれない。(八回の)ツーベースも強引だったけれど結果としてはよかったです」
26日(日本時間27日)、27日(同28日)のイ軍の先発が左投手だったこともあり、好調だったにもかかわらず休養日となった。3試合ぶりの実戦。雨のため試合前の打撃練習は屋外で行えない悪条件をはね返し、出場8試合連続安打で結果を出した。
試合後、チームはニューヨークへ移動。今季、松井秀は本拠地移動直前のビジター3試合では、いずれも安打を放ち、打点をあげている。今回も3月に結婚した愛妻の元に、笑顔で帰ることができる。
「悔しいことや辛いことがあったときは、グラウンドでその思いを晴らすしかない。やけ酒をしこたま飲んで打てるなら飲むけど、僕の場合はそうならない。一時的に気持ちは晴れるかもしれないが根本の解決にはならない。野球をしていてストレスを感じたなら、野球で解消するんです」
故障がないのに2試合続けて休んだ経験はこれまでになかった。初めて味わう“屈辱”は胸の奥にしまい込んだ。誰かに辛く当たっても、お酒に頼っても心のモヤモヤは解消できない。仕事のストレスは仕事場で晴らすのが松井秀の流儀だ。
■GODZILLA in USA
15日(日本時間16日)のレイズ戦(セントピーターズバーグ)、20日(同21日)のオリオールズ戦(ボルティモア)、そしてこの日のイ軍戦。共通しているのは、自宅のあるニューヨークへの移動を前にした試合で打点を挙げていること。会見で報道陣から結婚との関連を問うような質問が飛んできたとき、松井秀は、会見をのぞきにきていたイ軍の小林に助け舟を求めた。 松井秀「どうでしょうか、小林選手、そのへんは」 小林「やはり、愛妻の待つ家に帰るときは、気分がいいのではないでしょうかね」 松井秀「そういうことらしいですよ」 照れて口にしにくい言葉を、1974年生まれの同級生に代弁してもらった。







