2008年04月25日 更新
松坂がインフルエンザで登板回避!蔓延レ軍…連勝ストップ

先発を回避した松坂は、試合途中に自らハンドルを握って球場を後にした(共同)

劣勢に渋い表情のラミレス(右端)らレッドソックスのナイン(共同)
【ボストン(米マサチューセッツ州)23日(日本時間24日)】レッドソックスの松坂大輔投手(27)が23日、インフルエンザでダウンし、エンゼルス戦の先発を回避した。チームにはインフルエンザが蔓延(まんえん)しており、エースのジョシュ・ベケット投手(27)に続いて2日連続で先発が入れ替わる異常事態。試合は4−6で敗れ、連勝は「6」でストップした。
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怪物が倒れた。レッドソックスの先発投手がアナウンスされると、本拠地の観客席から日本語で「エーッ」という驚きの声が上がった。先発はお目当ての松坂ではなく、ジョン・レスター投手(24)だったからだ。
代役の左腕は5回4失点で、チームの連勝は6でストップ。テリー・フランコナ監督(49)は「松坂は医師の診察を受けさせて薬を飲ませ、家に帰らせた。次回先発? 今の時点では分からない。毎日、格闘しているよ。次々に(インフルエンザに)かかっているからね」とため息をついた。
チームにインフルエンザが大流行している。主将のジェーソン・バリテック捕手(36)は4試合連続で欠場。中継ぎのマニー・デルカーメン投手(26)は前日の試合前に帰宅した。
関節などに痛みが出る初期症状が特徴で、首痛を訴えた前日のエース・ベケットに続き、ケビン・キャッシュ捕手(30)と初バッテリーを組む予定だった松坂も体の痛みでダウンした。予告先発の大リーグで、2日連続で先発が変更されるのは異例のことだ。
ジョン・ファレル投手コーチ(45)によると、球場入りした際の松坂は普段通りだったが、体の痛みを訴えたため試合開始2時間半前に回避を決めたという。昨年5月のレンジャーズ戦では腹痛に耐えながら投げただけに、今回はそれ以上の痛みだったようだ。
松坂は前日、報道陣を「風邪ひいていないですか? チームではやっていますからね」と気遣っていたが、皮肉にもその翌日にメジャー2年目で初めて先発ローテから外れた。急きょ先発したレスターに謝ると二回途中で自らハンドルを握って球場から引き揚げた。
復帰は早くて29日(日本時間30日)のブルージェイズ戦(ボストン)。5勝目の前に、まずインフルエンザを退治しなければならない。
★やりくり大変…2A投手も昇格
レ軍はレスターが予定を1日早めて先発。自身初の中3日で5回を投げ、9安打4失点で勝敗は付かなかった。練習中に松坂の体調不良を知り代役を志願した左腕は「(松坂に)謝られたけど、謝る必要なんてない。なりたくてなったわけじゃないからね」。24日(日本時間25日)のエ軍戦には2Aからジャスティン・マスターソン投手(23)がメジャー初昇格して初先発することになった。
★感染経路はヤ軍!?
レ軍は若手右腕のクレイ・バックホルツ投手(23)らが16日(日本時間17日)のニューヨーク遠征前後から体調不良を訴えていた。ヤンキースのジョー・ジラルディ監督(43)は4月4、5日のレイズ戦(ニューヨーク)を風邪で欠場しており、それがレ軍に感染したという見方もあるほど。同監督はインフルエンザではなかったというが、何かと因縁深い両球団らしい?!








◆松坂の母校・横浜高の小倉清一郎部長
「(登板回避は)テレビで知りました。高校のときは丈夫で、熱も出したことがなかったんじゃないかな。今季は4勝しているけど、内容はよくない。左足を上げたときに右肩が下がりすぎて、かつぎ投げのようになっている。いい投球はしていないなあ」