2008年04月20日 更新
新婚さんに何てことを!ヤ軍・松井秀、急所すれすれ死球

おっと危ない!! 六回にあわや急所直撃の死球を受けた松井秀(撮影・原田史郎)

一塁に向かうと、一塁手のミラー(左)から心配されて照れくさそうだった(撮影・原田史郎)

二回は右ひじに死球(共同)
【ボルティモア(米メリーランド州)18日(日本時間19日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)はオリオールズ戦に「5番・DH」で出場し、2打数1安打。あわや急所直撃を含むプロ初の2死球と合わせて3度出塁したが、チームは2−8で敗戦。まさに当たり損となった。
◇
試合開始時の気温が約27度。松井秀の体から汗が噴き出したのは、真夏並みの気候のせいだけではなかった。六回一死二塁。ダニエル・カブレラ投手(26)の94マイル(約151キロ)の速球が左太もも上部を直撃した。
球が当たった個所は内出血で真っ青。苦悶(くもん)の表情を浮かべながら一塁へ向かうと、かつて“幻の中日入り”で日本球界を騒がせたケビン・ミラー内野手(36)が心配そうに話しかけてきた。
ミラー 「おいヒデキ、大丈夫か? もう少しでお前の大事なところに当たるところだったんじゃないか?」
松井秀 「心配いらないよ。オレのは小さいから大丈夫だったよ」
二回の右ひじへの死球と合わせ、巨人時代を含めてプロ16年目で初めて1試合2死球を経験したが、そこは大リーグ6年目の余裕。下ネタで切り返し、ミラーの爆笑を誘った。
「(内角攻めで)崩そうというよりも、あれはコントロールミス。インコースのストライクゾーンに投げようとして、(指に)引っかかったんだと思う」
故意でないことはわかってたから怒りはなかったが、むなしさはつのった。四回二死二塁で右前打を放つも二走のボビー・アブレイユ外野手(34)が本塁で刺されて適時打にはならず。計3度の出塁も得点につながらなかった。球場の通路を歩く足取りは、いつになく重そうだった。
★ゴジラに聞く
――六回、2個目の死球が当たったのは
「(氷で冷やした個所を指差しながら)左太ももの上です」
――翌日以降に影響はありそうか
「まだ痛くてあざもあるけど大丈夫」
――一回、右ひじへの死球は
「かすっただけ」
――内角攻めの意図を感じたか
「(内角攻めで)崩そうというよりも、あれはコントロールミス。インコースのストライクゾーンに投げようとして(指に)引っかかったんだと思う。でも(速球派の)カブレラの球はやめてほしいね。もう少し、球の遅いピッチャーがいいな」
■GODZILLA in USA
今年のオールスターゲームは7月15日(日本時間16日)にヤンキースタジアムで行われる。ファン投票の用紙が敵地のオリオールパーク・アット・カムデンヤーズでも配られた。
「H.Matsui」の名は昨年まで外野手部門に印刷されていたが、今季は「DH」の欄にあった。ライバルは、不振とはいえ人気の高いレッドソックスのデービッド・オルティス内野手(32)らリーグを代表する強打者ぞろい。「地元だし、出られるように頑張るだけです」と松井秀。果たして出場は…。
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◆2死球の松井秀についてヤ軍のジョー・ジラルディ監督(43)
「大丈夫だよ。最初のは大したことない。2個目は結構まともに当たっていたな。でも松井はタフなやつだから」