2008年04月19日 更新
ゴジラの“休日”今季2度目の先発落ち…九回代打も見逃し三振

「見逃し三振」ならぬ「見送り三振」に倒れた松井秀。肩を落として引き揚げるゴジラにスタンドのファンの反応もさまざまだ。写真を撮る人、にらむ人、球審にブーイングする人…(撮影・原田史郎)
【ニューヨーク17日(日本時間18日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が、レッドソックス戦で今季2度目のスタメン落ち。九回二死、代打で出場も見逃し三振に倒れた。今回の“お休みデー”も米大リーグ屈指の右腕、ジョシュ・ベケット投手(27)が相手先発だったが、ゴジラがスタメン落ちした試合はベケットに2戦2敗。休ませるにしても、違う日にしたらいいのに…。
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黙ってはいられなかった。2点を追う九回二死、代打・松井秀はカウント2−1からの外角直球を堂々と見送ったが判定はストライク。珍しく球審に食ってかかった。
「自分の中では明らかなボールですけどね。審判の個人的なものだからね、ストライクゾーンは。取られたら仕方がないです」
打率.321(チーム1位)、3本塁打(同2位タイ)、8打点(同3位タイ)と好調だが、12日(日本時間13日)のレ軍戦(ボストン)以来となる今季2度目の先発落ちでエネルギーもたまっていた。
いずれも相手先発はベケット。ジョー・ジラルディ監督(43)は試合前、選手に休養を取らせる狙いについて「健康を保つのと気持ちのリフレッシュが目的」と説明したが、何もア・リーグ東地区最大のライバルとの対戦、しかもエースが投げている試合で「5番打者」を休ませなくても…。
「確かにそんなには(ベケットを)打っていないかもしれないけれど(打率.214)、特別意識していることはないです」
松井秀が次にレ軍と戦うのは7月3日(同4日)からのニューヨークでの4連戦。「もちろん(試合には)毎日出るのがいい」と全試合出場を望むゴジラ。ジラルディ監督に“休養”を考えさせないほどの打撃を見せるしかない。

珍しく球審に抗議する松井秀。もちろん、判定は覆らず…
★ゴジラトーク
−−九回は珍しく抗議したが
「自分の中では明らかなボールですけどね。審判の個人的なものだからね、ストライクゾーンは。取られたら仕方がないです」
−−代打での出場の可能性はいつ言われたのか
「八回の時点で9番まで(打順が)まわったらいく、ということでした」
−−代打出場の難しさは感じるか
「難しさはない。行けといわれたら行くだけですから」
−−2度のスタメン落ちはいずれもベケットが先発したときだが、苦手意識はあるか
「確かにそんなには打っていないかもしれないけれど、特別意識していることはないです」
−−すべての試合に出場したいか
「もちろんです。毎日出るのがいい。僕はその準備をするだけです。出る、出ないは指示に従うのみ」
★ムシーナ、3回5失点
先発したマイク・ムシーナ投手(39)はマニー・ラミレス外野手(35)に2本塁打を浴びるなど、3回5失点で降板。早くも今季3敗目(1勝)を喫した。「狙ったところに球をコントロールできなかった」。ア・リーグ東地区で首位タイから3位に陥落したヤ軍は試合後、11泊12日の遠征に出発。18日(日本時間19日)からはオリオールズ戦(ボルティモア)に臨む。

ベケット先発でまたゴジラを休ませたが、ヤ軍はまたベケットに負けた
■GODZILLA in USA
怪しいと思っていたがまさか同級生とは…。アストロズのミゲル・テハダ内野手が年齢を2歳下に偽っていたことが発覚。実は松井秀と同じ、1974年生まれだった。
スポーツ専門ケーブル局ESPNの調査で真相が判明。昨年まで同じア東地区のオリオールズに在籍していたため、面識もあったゴジラは「年下にしては随分と貫禄(かんろく)も落ち着きもあった。実は年上かも、なんて思っていたけれど同い年だったとは…」とびっくりしていた。

★オルティス“のろい”のユニホーム さて、お値段は?
ヤンキースの新本拠地球場の建設現場に埋められていたレッドソックスのデービッド・オルティス内野手(32)のユニホーム=写真、AP=が17日(日本時間18日)、インターネットオークションにかけられた。
新しいユニホーム、レッドソックスの入場券2枚と合わせ、500ドル(約5万1000円)からスタートした。入札期間は1週間。収益金はレッドソックスの公式慈善事業の小児がん基金に寄付される。
ユニホームは、自称レッドソックスファンの作業員が「のろい」のために埋めたもので、13日(同14日)に掘り出され、ヤンキースから基金に贈られた。
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◆8回3失点で2勝目、腰痛から完全復活したレ軍のベケット
「一番大切な自分の投球をするということができた。そうじゃなきゃ8回も投げられないよ」