2008年04月19日 更新
カブス・福留“待球王”見る見るうちに30球団トップ

「♪私、待つわ、いくらでも待〜つ〜わ」。九回、福留は見逃し三振。この日は無安打に終わったが実はメジャーの“待球王”だ(共同)
【シカゴ(米イリノイ州)17日(日本時間18日)】カブスの福留孝介外野手(30)が“待球王”になった。レッズ戦に「5番・右翼」で出場。5打数無安打2三振に終わったが、1打席平均の「投げさせる球数」は4.63でメジャー30球団のトップに立った。ジェラルド・ペリー打撃コーチ(47)は球を見極める姿勢を高評価。2度目の対戦となる18日(同19日)からのパイレーツ3連戦での爆発を予言した。
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メジャー15試合目で初めて最後の打者になった。福留は7点ビハインドの九回二死一、二塁で見逃し三振。地元ファンのブーイングの中、グラウンドに背を向けた。
「(最後の球は)“どっちかな”と思ったらストライクだった。こういう日もありますよ」
2三振を含む5打数無安打で、チームの連勝も「3」で止まった福留だが、米大リーグで1位に立った個人記録がある。1打席平均の球数だ。
この日はレ軍の4投手に計29球を投げさせ、前日までの1打席平均4.54球から4.63球に上昇。メッツのカルロス・ベルトラン外野手(30)を抜いて“待球王”になった。
「打ち損じも多いし、自然にそうなっているだけ。(待球は)シーズンに入ってやることはないと思う」という福留だが、ペリー打撃コーチは球を見極める姿勢を高く評価している。「選球眼がよく、2ストライクまで我慢強く甘い球を待っている。メジャーの投手に慣れるのも早いよ」。
同コーチが爆発を予言したのは、18日(同19日)からのパイレーツ3連戦。理由は今月7−10日に敵地・ピッツバーグで対戦した2投手が先発してくるからだという。
「対戦2度目の投手にどんなアプローチをするのか、私も楽しみにしている。きっと、いい結果が出ると思う」
待球王から一転、早打ちに変身? 週末のパ軍戦では、これまでとは違う打撃が見られるかもしれない。
■待球数
打者が1打席あたりに相手投手に投げさせた球数を表す数字。「P/PA」と表記され、計算式は球数÷打席数。タイトルなどの表彰項目には含まれない。日本では公式には発表されていない。
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