2008年04月17日 更新

カブス・福留2安打5戦ぶりマルチ 「1番」起用へ

五回に逆転3ランを放ったリー(背番号42)をハイタッチで出迎える福留(撮影・リョウ薮下)

五回に逆転3ランを放ったリー(背番号42)をハイタッチで出迎える福留(撮影・リョウ薮下)

 【シカゴ(米イリノイ州)15日(日本時間16日)】カブス・福留孝介外野手(30)が15日、レッズ戦に「5番・右翼」で出場し2安打。本拠地の今季初ナイターで、5試合ぶり6度目の複数安打をマークした。

 福留は地元ファンの大声援に、5試合ぶりの複数安打で応えた。

 「打席に入ったときの歓声も違うし、守っていても後ろから声をかけられる。ホームに帰ってきた気がしますね」

 2年連続で16勝しているレ軍先発のアーロン・ハラング投手(29)を攻略した。徹底した外角攻めに、第1打席は中前、第3打席は左前へ弾き返した。初遠征から自宅に戻っても「まだ他人の家みたいな感じがする」というが、リグリー・フィールドではリラックスして打席に立てている。

 打率も.333(ナ・リーグ13位)へ上昇。試合前に車が故障するアクシデントに見舞われたが、打撃は復調の兆しだ。カ軍はアルフォンソ・ソリアーノ外野手(32)が一回の守備で右ふくらはぎを痛めて交代する緊急事態。チームトップの出塁率.448を買われ、今後は1番に起用される可能性が大きくなった。


★グリフィーから「コンニチワ」

 福留はレ軍の主砲で親日家のケン・グリフィー外野手(38)から試合前の国歌斉唱の際に「コンニチワ」とお辞儀され、頭を下げて返礼した。グリフィーの通算595号(歴代6位)には「いかないかなと思っても伸びていくのは、そういう打ち方をしているから。すごいな」と刺激を受けた。

 背番号「42」をつけたグリフィーに負けじとカ軍のデレク・リー内野手(32)も逆転3ランを放ったが、「“やたら42が多いな”と思っていた。これも、こちらのスタイルですね」。ロビンソン・デーの実感は、あまりなかったようだ。