2008年04月15日 更新
ヤ軍・松井秀、Vs松坂全打席出塁 今季初対戦完勝もチームは完敗

松井秀は四回、松坂の初球を狙って中越え二塁打。この日は3打席全出塁と怪物攻略には成功したが…(撮影・原田史郎)
【ボストン(米マサチューセッツ州)13日(日本時間14日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)がレッドソックス戦に「5番・左翼」で先発出場した。松坂大輔投手(27)との今季初対戦は、四回の中越え二塁打に2四球と3打席でいずれも出塁、守備でも好プレーを見せたがチームは連敗。借金1でア・リーグ東地区の最下位に転落した。
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白い息を吐きながら松井秀が一塁を駆け抜けたとき、時計の針は午前0時6分を指していた。ゴジラの二ゴロでゲームセットとなったが、元気のないヤ軍を引っ張るかのように、攻守で奮闘した。
「(松坂は)制球に苦しんでいる感じがあった。二塁打は初球の外角のまっすぐ。いい打撃だったと思います」
二回に四球を選び、四回は初球の90マイル(約145キロ)の直球を中越え二塁打。3点を奪う突破口を開いた。五回も四球で対松坂の出塁率は10割。昨年は対戦打率.143と苦しんだが、今季初対決は完勝だ。試合前の室内練習場で松坂を想定しながら素振りを繰り返した“突貫イメージトレ”が実を結んだ。
試合終了時には気温2度まで冷え込む悪状況の中、守備でも軽快な動きを披露。六回無死、ダスティン・ペドロイア内野手(24)の左翼線への打球を素早く処理し二塁で刺した。
昨年11月に手術した右ひざの違和感は消えないが「試合に出る以上、言い訳はできない」と全力プレー。打率.341はア・リーグの7位につけている。けが人が続出し、チームは最下位に低迷する苦境。ヤンキースの浮上はゴジラにかかっている。
■GODZILLA in USA
試合後のクラブハウスは重苦しい雰囲気だった。「そういう中でも試合は続きます」と松井秀。けが人続出のヤ軍。この日も右肩痛のホルヘ・ポサダ捕手(36)の代役、ホセ・モリーナ捕手(32)が八回に左太ももを痛めて交代した。左太もも痛のデレク・ジーター内野手(33)は14日(日本時間15日)のレイズ戦(セントピーターズバーグ)から復帰の見込みだが、近日中にアレックス・ロドリゲス内野手(32)が“産休”を取る予定でベストメンバーがなかなか組めない。打線は“ゴジラ頼み”の状態が続く。







