2008年04月15日 更新

カブス・福留、メジャー初“スランプ”に苦しむ

 【(米ペンシルベニア州)13日(日本時間14日)フィラデルフィア】カブスの福留孝介外野手(30)が、フィリーズ戦に「5番・右翼」で先発出場し、5打数1安打だった。13打席ぶりとなる一塁内野安打は放ったものの、ここ5試合の打率は.150。試合はカ軍が延長十回、6−5で勝ったが福留が“メジャー初スランプ”に苦しんでいる。

 本塁打性の当たりが右翼フェンス手前で失速した。福留は口を「へ」の字にしてベンチへ引き揚げた。

 「しっかりと(ボールを)つかまえたけどね。上空と下の風向きが逆だった。この球場とは相性が悪いね」

 五回二死一、二塁。球場に掲げられた星条旗は左翼から右翼に激しくたなびいていた。だが、左打者の福留が引っ張った際に有利な風はその瞬間、逆風となった。

 二回に4試合、13打席ぶりの安打を記録したが、ここ5試合の打率は.150。開幕直後の好調から一転、メジャー初ともいえる“スランプ”に突入している。

 ジェラルド・ペリー打撃コーチ(47)は、スイングの際の体重移動を指摘した。「今はかかとに体重が乗らないように注意している」。ヤンキースの松井秀と同様、不調時は体重がかかとにかかり過ぎる。右投げ左打ちの好打者が陥りやすい欠点で、投げる際は左側に体を回転させるが、打つときは逆になる。その影響で、かかとに体重がかかりやすいのだという。

 「それが分散すればバランスは良くなる。打ち出すのは時間の問題さ」と同コーチ。14日は試合がなく休養日。15日のレッズ戦(シカゴ)から、課題を克服して再び打ちまくる。