2008年04月11日 更新
カブス・福留、タフに4連勝!2戦で27回「いつ終わるかと…」

延長十五回の熱戦を制し、福留(右)はジャンプしながら中堅手のピエに体をぶつけて喜んだ(撮影・リョウ薮下)
【ピッツバーグ(米ペンシルベニア州)9日(日本時間10日)=共同ほか】カブスの福留孝介外野手(30)は9日(日本時間10日)、敵地でのパイレーツ戦に「5番・右翼」で出場し、2安打を放った。今季初ナイターとなったカ軍は延長十五回の末、6−4で勝利。4時間20分での決着に、福留は「いつ終わるかと思った」と疲れた表情だった。
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試合開始は午後7時4分だった。カブスの初代オーナー、フィリップ・リグリー氏(故人)の「野球は太陽の下でやるものだ」という方針で、本拠地リグリー・フィールドでの6試合はいずれもデーゲーム。敵地PNCパークで今季初ナイターに臨んだ福留はいつも通りに準備を整え、2安打を放った。「(影響は)いや別に…。普通のリズムでやれた」
六回に左腕のザック・デューク投手(24)から左前打し、延長十回には右腕のマット・キャップス投手(24)から中前打。だが、いずれも「納得のいくものはなかった」と表情は渋かった。最初の安打は内角球に詰まって内外野の間にぽとりと落ちたラッキーなもの。2本目は低めの球を中前にはじき返したが、いずれも詰まった当たりに「(原因は)技術的なもの」と言葉少なに反省点を挙げた。
試合は延長十五回までもつれ、試合終了はもう少しで日付が変わる午後11時24分。前日8日(日本時間9日)は試合がなかったが、7日(12回、4時間47分)に続く4時間ゲームに「いつ終わるかと思った。さすがにね」と疲れ切った様子だった。
延長戦2試合の合計は27回となり、結果的には3日間で3試合分戦った計算になる。「試合数としては(帳尻があって)いいんじゃない」と苦笑いした福留。開幕8試合にして、大リーガーのタフネスぶりを実感したに違いない。
■延長&試合時間アラカルト
★最長イニング 大リーグは1920年5月1日のブレーブス−ドジャースの26回。日本は42年5月24日の大洋−名古屋の28回
★試合時間 大リーグは84年5月8日のホワイトソックス−ブルワーズの8時間6分(25回)。日本では92年9月11日の阪神−ヤクルトの6時間26分(15回)
★日本選手がらみ 佐々木(元マリナーズ)、井口(パドレス)の19回。佐々木は2000年8月1日のレッドソックス戦(5時間34分)で勝ち投手になり、井口はホワイトソックス時代に06年7月9日のレッドソックス戦(6時間19分)でサヨナラ打を放った。イチロー(マリナーズ)は18回、松井秀(ヤンキース)は17回、松井稼(アストロズ)はメッツ時代に16回を経験している







