2008年04月02日 更新

「福留はイチローのようだ」“ミスター・カブス”バンクス氏が絶賛

 【シカゴ3月31日(日本時間4月1日)】カブス・福留孝介外野手(30)がシカゴを熱狂させた。同点3ランを含む猛打賞の活躍に、殿堂入りしている「ミスター・カブス」ことアーニー・バンクス氏(77)=写真(ロイター)=が絶賛。アルフォンソ・ソリアーノ外野手(32)ら同僚も驚きの声をあげた。

 福留の同点3ランが飛び出した瞬間、実況していた地元テレビ局「WGN」のレン・カスパーアナウンサー(37)が絶叫した。

 「カブス史上最高のデビューです!!」

 チーム5安打のうち3安打を新人の福留が放ったのだから地元ファンの第一印象も強烈。通算512本塁打で「ミスター・カブス」と呼ばれるバンクス氏も大興奮だ。

 「イチローのように広角に打てる素晴らしい打者。デーゲームで結果を残したから活躍するよ」と絶賛。球場前に銅像が立てられ、開幕戦の始球式も務めた大物OBから、伝統的にデーゲームが多い本拠地で今後も福留は爆発すると太鼓判を押された。

 「アンビリーバブル(信じられない)。福留にはとてもハッピーな日になった。オレもうれしい」とは「2番・左翼」で出場したソリアーノ。チームは延長戦で敗れたが、最高のデビューを飾った福留に同僚は賛辞を惜しまなかった。

 わずか1試合で地元での知名度は飛躍的に上がり、OBや同僚にも認められた。4年総額4800万ドル(当時のレートで約53億円)の大型契約で入団したゴールデンルーキーの力をみせつける鮮烈デビューとなった。

★米メディアも福留を絶賛

 衝撃的なデビューを飾った福留を1日付のシカゴ各紙は1面に写真付きで取り上げた。『シカゴ・トリビューン』は「日いずる国から素晴らしいスターが現れた」と褒める一方で「福留のデビューは敗戦で台無しにされた」の見出しで、敗れたチームのふがいなさを伝えた。『シカゴ・サン・タイムズ』は大きな写真とともに「ぶっ放した」の大見出しを掲げた。また、ファンが福留の名前を連呼し、声援を浴びる様子を「ロックスターのようだった」と表記した。