2008年04月02日 更新

雨らめしい開幕戦順延…ヤ軍・松井秀、試練の20連戦が決定

開幕戦は雨天順延となった松井秀。右ひざをアイシングでケアして仕切り直しに備えた(撮影・原田史郎)

開幕戦は雨天順延となった松井秀。右ひざをアイシングでケアして仕切り直しに備えた(撮影・原田史郎)

 【ニューヨーク3月31日(日本時間4月1日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)が「8番・DH」で出場する予定だったブルージェイズとの本拠地開幕戦は雨天中止となった。休養日だった1日(同2日)に順延されたため、20日(同21日)のオリオールズ戦(ボルティモア)まで“開幕”からの20連戦が決定。右ひざ手術明けのシーズンを迎えるゴジラに試練が訪れた。

 中止決定から1時間。松井秀が球場の外に出ると雨はあがっていた。ファンに手を振り、新妻の待つ自宅に戻ったが、笑ってばかりいられない。この順延で開幕からいきなりの20連戦となった。

 「開幕してすぐだし、体力はある。シーズン終盤の連戦とは違い問題はないと思いますよ」

 昨年までの5シーズンで、開幕からの連戦は2003年と06年の「3」が最長。20連戦は史上最長の試練だ。

 右ひざ手術明けで連戦は負担が大きいところにきて、20試合中11試合が遠征。愛妻の援助が思うように受けられず、新婚効果も薄れてしまう。2月13日の渡米以来、唯一の休養日のはずだった3月26日も挙式を敢行し、休めなかった。

 「デジャブが起きればいいですね」

 メジャー1年目の03年、本拠地開幕予定が雪のため1日順延された試合で1号満塁弾を放った。雪と雨の違いはあるが状況は酷似している。「8番・DH」で出場する仕切り直しの開幕戦。5年前の歓喜を再現する。