2008年04月01日 更新

ジャイアンツ・藪、開幕メジャー入り「ここから本当の戦い」

藪が念願の開幕メジャー入りを果たした(共同)

藪が念願の開幕メジャー入りを果たした(共同)

 【ニューヨーク支局3月30日(日本時間31日)】ジャイアンツは3月30日、招待選手としてキャンプに参加していた藪恵壹投手(39)が開幕メンバーの25人に入ったと発表した。藪は3年ぶりのメジャー昇格で、新しい背番号は「22」に決まった。

 藪が監督室に呼ばれたのは、選手登録締め切りの2時間前。ベテラン右腕は「(メジャー昇格かマイナー落ちか)どちらを言われるかドキドキした。マイナーでも受け入れるつもりだった」と話した。ジャイアンツはこの日、左腕のスティーブ・クライン投手(35)を戦力外にし、中継ぎで長いイニングを任せられる藪をメジャー枠に入れる決断を下した。オープン戦は9試合に登板して防御率4.11だったが、ブルース・ボウチー監督(52)は藪の制球力を高く評価しており、投手陣に故障者が出たことも追い風となったようだ。

 藪は05年にアスレチックスで大リーグデビューし、4勝1セーブを挙げたが、1年で自由契約になった。06年にロッキーズ傘下の3Aを解雇され、その後はメキシコでプレー。所属チームがなかった昨季は練習相手もおらず、公園で1人で練習する日が続いた。

 再びメジャーの座をつかんだベテランは「この2年間は自由にいろんなことが考えられる良い時間だった。ここからが本当の戦い。さらに気合を入れて臨みたい」と気を引き締めた。