2008年03月28日 更新
松井秀、喜び結婚会見!日米“遠恋”も「心の中に常にいた」

タンパに戻り、結婚会見を行う松井秀(撮影・原田史郎)
【タンパ(米フロリダ州)27日午前(日本時間同日午後)】ヤンキース・松井秀喜外野手(33)がタンパ市内のホテルで結婚報告会見を行った。
◇
(質疑応答の前に松井秀からの報告があった)
「突然で申し訳ないのですが、私、松井秀喜は結婚することになりました。お相手の方は僕より8歳年下で元会社員で一般の女性の方です。これから彼女と2人でしっかりと家庭を築き、彼女のサポートを受けながら今まで以上のプレーをお見せできるよう、ファンの皆さんに喜んで頂けるように頑張っていきたいと思っております。2人とも未熟者ですし、至らない点がたくさんあると思います。これからも皆さんのご指導を受けながら頑張っていきたいと考えております。今後ともどうぞよろしくお願いいたします」
−−結婚までの経緯は
「出会いは06年くらいです。一言でいうと僕が一目ぼれした感じ。お付き合いが始まったのは昨年からです」
−−お相手の性格は
「どちらかというと控えめな感じ。あまり活発的ではないですかね。明るいですし、いろいろと相手への気づかいができる方だと思う」
−−結婚は早い時期に意識したのか
「徐々にそういう気持ちが出てきた。基本的には(出会いから)あまりたたないうちに、この女性となら一緒にいたいな、というのがあった」
−−プロポーズは
「もちろん僕の方から。それも昨年ですけれど僕からしました」
−−なんと言ったのか
「恥ずかしいので勘弁してください。ストレートに一言でという感じです」
−−結婚式は
「実は昨日、ニューヨークで両家の親族のみで無事、挙げてきました。厳かな雰囲気の中、非常にすばらしい式になったと思います」
−−おめでたは
「残念ながらと言ったらおかしいですが、それはないです」
−−入籍はしたのか
「これからします。(挙式は)シーズンが終わってからにするか、前にしようか迷っていたが、こういうことはシーズン前にしっかり形としてけじめを付けて、新たな気持ちでシーズンに臨みたいという気持ちもありましたので、この時期になりました」
−−日本で披露宴などの予定は
「今のところ、その予定はないです」
−−長嶋茂雄氏には
「報告しています。おめでとう、と。ようやく結婚したか、という感じでしたけれど、野球にも必ずいい影響があるし、これから2人で頑張ってくださいというお言葉を頂きました」
−−子供は何人欲しいか
「チャンスをいただいて子宝に恵まれたら幸せ。何人ほしいとかは考えていません」
−−故郷の石川県のファンも喜んでいるが
「地元の皆さんも喜んでくださっているのであれば非常にうれしいですし、まあ、それは来年のお正月にでもしっかりとご報告したい」
−−奥様にはどう呼ばれているのか
「そういうこと、恥ずかしいな…。秀喜さん、ですね」
−−野球にもいい影響がありそうだが
「健康面、食事の面、ふだんの生活習慣から何からしっかりと考えてやってくれると思う。常にいい体調でグラウンドに行けるという、そういう風になっていくと思う。体調面でいい影響があると思います」
−−同僚のジーターはどういうと思うか
「マツに先にいかれたな、といわれると思う」
−−奥様の得意料理は
「なんでもおいしいのですが、(特に)ハンバーグはおいしいですね」
−−結婚の決め手になったのは
「人間性、性格というか。そういう部分だと思う。いろんな意味で分かちあえる、共有できる気持ちが強かったのだと思います」
−−日米での遠距離恋愛だったが
「常に連絡は取り合っていた。僕の心の中には常に彼女の存在があった。そういう意味で支えてもらった」
−−独身最後の大物日本人大リーガーの肩書ともお別れになる
「そういう肩書と別れを告げるのはなんともない。結婚するというのはうれしいものです」
−−ニューヨークでのデートは
「そんなに人目を気にしたりとかそういうことはなく、ある程度普通にしていました」
★驚きの古巣G戦士たち
◆巨人・上原浩治投手
「やっと生え抜きのボクらのところに追いついてきましたね。どこで知り合ったのか、そちらの方に興味があります」
◆巨人・高橋由伸外野手
「いつも大事なことは突然なんだよね。FA(移籍)のときもそうだった。桑田さんのニュースでビックリしたら、さらにビックリしたよ」
◆巨人・清水隆行外野手
「おめでとうございます。もう結婚はしないのかと思っていた。結婚生活もまったく想像できないね」
◆西武・大久保博元打撃コーチ
「おめでとう。これから5年、10年とメジャーでやっていく上では非常にいいタイミングで結婚したと思う」
◆西武・江藤智内野手
「あいつもいい年になったからいつ結婚してもおかしくなかったけど、びっくりしたね」
★各界から祝いの言葉
◆女子ゴルフの宮里藍
「びっくりしました。松井さんは米ツアーに参戦するときに最初にアドバイスをくれた人。ケガで苦しいシーズンを送っていたので、とてもうれしい。おめでとうと伝えたい」
◆男子プロゴルフの石川遼
「はじめまして。プロゴルファーの石川遼です。このたびは、おめでとうございます。僕も松井選手のように、世界で活躍できるスポーツ選手になりたいです」
◆フィギュアスケートの浅田真央
「(結婚は報道で)知っていました。おめでとうございます。幸せになってください」
◆松井秀の後援会名誉会長を務める森喜朗元首相
「おめでとう。良かったね。頑張りなさい」
◆映画「ゴジラ」シリーズ製作元の東宝映画・富山省吾社長
「ご結婚おめでとうございます。僕らとしては早くもゴジラの息子の誕生を期待しています。ますますのご活躍をお祈りします」
★星稜・山下総監督「2人で世界一を」
星稜高時代の野球部監督、山下智茂総監督(63)は27日朝、松井秀の結婚をテレビで知ったという。「正月に会ったとき、『そろそろどうだ』と言ってみたが、ニコニコして相変わらず野球の話ばかりしていた。今年もないなと思っていた」と驚きの表情を見せた。
厳しいレギュラー争いが予想されるシーズン直前での発表となったが、「良いタイミング。2人で力を合わせて世界一を目指してほしい」とエールを送った。
★故郷の石川・能美市に笑顔が咲いた!
松井秀結婚の知らせに、出身地の石川・能美市はお祝いムードに包まれた。実家に隣接する松井秀喜ベースボールミュージアムでは「人出は普段の平日とそう変わりませんが、ファンの方がメッセージノートに熱心にコメントを書いてくださっています」と、結婚効果を歓迎。酒井悌次郎市長は「今は驚きとうれしさでいっぱい。28日にも市役所に『結婚おめでとう』の垂れ幕を掲げたい」と笑顔で話した。
同市では毎年、少年野球の選手3人をヤンキースの開幕カードに招待しており、今年は開幕2試合目となる4月2日のブルージェイズ戦(ヤンキーススタジアム)を観戦し、松井秀を激励する予定。同行する根上庁舎商工観光課の武腰泰人課長補佐は「石川県の小学6年生3人が、地元からは初めて松井選手に結婚のお祝いを伝えることになります。地元の特産品をおみやげに持っていきます」と楽しみにしていた。
星稜高時代のチームメートで、同窓会幹事の北村宣能さんは「たいへんおめでたいこと。金沢では今、金箔(きんぱく)入りTシャツというのがはやっているので、奥さんの名前を入れたものを贈りたい」とさっそくお祝い品の準備を始めた。年末年始に松井秀が帰省した際、来年の正月には北村さんらが上京してゴルフをする約束をしており、「その時に盛大なお祝いをしてあげたい」と披露宴代わりの大宴会の開催を予告していた。
★契約企業も喜んだ!
松井秀と縁の深い企業も祝福ムード一色。建設機械大手のコマツは「大変喜ばしいニュース。最良のパートナーを得られたことで、益々のご活躍をお祈りします」(同社広報グループ)。牛丼チェーン「吉野家」のCMで昨年から起用する吉野家ホールディングスの広報担当者は「今まで以上にバリバリ大活躍してほしい」。アドバイザリープロスタッフ契約を結ぶスポーツ用品メーカーのミズノは「全社員が喜んでおります。引き続きバックアップしていきたい」とコメントした。
★サンスポをもとにAFP世界に配信
松井秀の結婚に日本中が祝福ムードに包まれているが、米国ではプライバシーを重視することもあり、比較的おとなしい報道となった。ただ、ロイター通信は「日本の野球スターが極秘結婚した」と報じ、AFP通信もサンケイスポーツをもとに「ヤンキースのスラッガーが結婚」として世界に配信。町村官房長官の「この結婚を機に、今シーズンは活躍が期待できる」といったコメントも紹介していた。
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◆巨人・渡辺恒雄球団会長
「まずは松井君の奥さんに会いたい!! 松井君が奥さんを日本に連れて、巨人に現役で帰ってきてくれたら、こんなありがたいことはない」