2008年03月27日 更新

米でも先発!松坂メジャー2年目で“ダブル開幕投手”の栄誉

94キロの直球を投げ込んだ遼クンは思わずバンザイ(撮影・塩浦孝明)

94キロの直球を投げ込んだ遼クンは思わずバンザイ(撮影・塩浦孝明)

試合前に松坂と対面した遼クン。満面の笑みだ(代表撮影)

試合前に松坂と対面した遼クン。満面の笑みだ(代表撮影)

松坂仕込みの華麗な投球フォームを披露した石川(撮影・戸加里真司)

松坂仕込みの華麗な投球フォームを披露した石川(撮影・戸加里真司)

 レッドソックスの松坂大輔投手(27)が、来月1日(日本時間2日)の米国での開幕戦(対アスレチックス)でも先発を果たすことが26日、分かった。レ軍のテリー・フランコナ監督(48)が示唆。実現すれば松坂は日米で開幕投手を務めることになる。松坂はこの日、来年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を希望し、再び米国行きの飛行機に乗り込んだ。

 日本の怪物が、メジャー2年目で“ダブル開幕投手”を務めることになった。

 前日25日に2004年の野茂英雄(当時ドジャース)以来となる開幕投手を務めた松坂が、米国に戻った初戦となる、4月1日のアスレチックス戦でも先発を任されることが判明した。

 「ベケットの体調がいいと聞いているがあせらせてはいけない。順調ならトロントからローテに入ってもらう」

 レ軍のフランコナ監督が、腰痛で離脱していたエースのジョシュ・ベケット投手(27)の復帰時期について明言。故障者リストから戻れるのが4月3日以降ということで、米国での2カード目となる同4−6日のブルージェイズ戦とした。これにより2番手エースの松坂が米開幕投手に“当確”。「(次回登板は)言われています。きのうの反省を生かして頑張ります」と松坂。登板日は明かさなかったが、抱負を語った。

 新たな“大役”が待つ松坂は、前日の凱旋(がいせん)登板から一夜明けてリラックスモード。来年3月に開催されるWBCについて「国のために戦えるのはいいこと。その経験は無駄にならない。ボクは常に(代表に)選ばれたいと思っている」と早くも出場を熱望した。

 「日本に帰って投げることができて、素直にうれしかった。またいつか日本で投げる機会があれば、頑張りたいと思う」

 2日間の凱旋試合は終了。今度は米国から元気な姿を、日本のファンに届けてくれるはずだ。

★地元紙は松坂や岡島の扱い小さめ

 ボストンの地元紙は日本での開幕戦勝利を大きく取り上げた。『ボストン・グローブ』紙は「打線が絶好機で目を覚ました」が見出し。4打点でMVPの100万円をゲットしたマニー・ラミレス外野手(35)を中心にした原稿がトップで、松坂や岡島の扱いは小さかった。『ボストン・ヘラルド』紙も「松坂がファンに謝った」という短めの記事だった。

 米国も注目した日本開幕シリーズはアスレチックスのホーム扱いで行われた。レ軍は本拠地フェンウェイ・パークのチケットが、史上2位の長さとなる388試合連続の完売中。ボストンでの試合を減らせば地元ファンの反感を買う。一方のア軍は観客総動員数が4年連続で減少。日本で2試合開催しても影響は少ないという判断があった。

 待遇面でも両球団には差があった。1人約4万ドル(約396万円)と報じられた“渡航ボーナス”に関しては「両球団は公平に扱われる」と大リーグ機構関係者。だが、レ軍が東京に近い羽田を利用したのに対し、ア軍は成田だった。

★遼クンが始球式!「次は100キロ超え」

 男子プロゴルフの石川遼(16)が始球式の大役を務めた。昨年12月にチャリティーゴルフでラウンドして以来、親交のある松坂から試合開始前のロッカー裏で握り方を教わり、94キロの直球を投げ込みガッツポーズ。「こんなに緊張したのは初めて。次に機会があったら100キロは超えたい」と遼くん。今オフの再ラウンドを約束した松坂も「これからもずっと応援します」とエールを送った。29日には国内プロデビュー戦となるG−ONEオープン(茨城・ワイルドダックCC)が控えており「残り2日で絶好調に仕上げたい」と意気込んでいた。

(東京ドーム)