2008年03月13日 更新

【これがメジャーリーガー】井口、米で進化した“頭脳的守備”

 パドレス・井口資仁内野手(33)がこだわるのは二塁守備。日本でゴールデングラブ賞を3度獲得したが、「米国に来て守備がうまくなりました。いまでも上達しています」と胸を張るほどだ。

 転機は大リーグへ移籍した05年。メジャーの内野は主に土か天然芝で、打球はイレギュラーしやすく、勢いがなくなるのも早い。待って捕球できる人工芝に慣れていた井口は「スピードのあるメジャーの打者をアウトにするには何が必要か」を考え抜いたという。

 結論は頭を使うことだった。過去の細かいデータをインプット。味方投手の球種、相手打者のスイングの角度、打席での立ち位置から打球の飛ぶ方向を瞬時に予測することで一連の動作がスムーズになり、送球体勢にも早く入れようになった。淡々と守っているように見えるが、実は頭の中はフル回転しているのだ。

(ピオリア)